Compute Systems Manager 導入・設定ガイド
バージョン7.x.xからのアップグレードを開始する前に,次の項目を確認してください。
- バージョン7.x.xのCompute Systems Managerは,アップグレード時にアンインストールされます。Compute Systems Managerのインストール先ディレクトリに追加したファイルまたはディレクトリは,アンインストール時に削除されます。再利用したい場合は,アップグレード前に退避してください。
- バージョン8.0.0以前のHitachi Command Suite製品がインストールされている場合は,アップグレードしたCompute Systems Managerの運用を開始する前に,すべてのHitachi Command Suite製品をバージョン8.0.1以降にアップグレードしてください。
- アップグレード後の管理サーバに,バージョン7.x.x以前のHitachi Command Suite製品をインストールしないでください。
- アップグレード後のCompute Systems Managerでは,非SSL通信で使用するデフォルトのポート番号が次のとおり変更されます。
バージョン7.x.x:23015
バージョン8.0.0以降:22015
Webブラウザーに登録している管理サーバのURLや,ファイアウォールの例外登録に非SSL通信用のポート番号を設定している場合は,これらの設定を見直してください。- アップグレード後の管理サーバでは,コマンド名およびデフォルトのインストール先が次のとおり変更されます。
アップグレード前の管理サーバで,上記のコマンド名またはファイルパスを記述したスクリプトを使用していて,アップグレード後の管理サーバでも引き続き使用する場合は,スクリプトに記述しているコマンド名およびファイルパスを見直してください。
- コマンド名
「hcmdsxxxx」から「hcmds64xxxx」に変更されます。- Compute Systems Managerのデフォルトのインストール先
バージョン7.x.x:
32ビット版Windows:%ProgramFiles%\HiCommand
64ビット版Windows:%ProgramFiles(x86)%\HiCommand
バージョン8.0.0以降:
%ProgramFiles%\HiCommand
ただし,デプロイメントマネージャーは,%ProgramFiles(x86)%に設定されているディレクトリの配下にインストールされます。
%ProgramFiles%,および%ProgramFiles(x86)%はWindowsの環境変数です。- Hitachi Command Suite共通コンポーネントのデフォルトのインストール先
バージョン7.x.x:
<Compute Systems Managerのインストールディレクトリ>\Base
バージョン8.0.0以降:
<Compute Systems Managerのインストールディレクトリ>\Base64- 32ビットのHitachi Command Suite共通コンポーネントを使用する製品がインストールされている場合,Compute Systems Managerをアップグレードすると,これらの製品のユーザーアカウントは引き続き共有されます。
ユーザーアカウントの共有については,32ビットのHitachi Command Suite共通コンポーネントを使用する製品とユーザーアカウントを共有する場合の設定についての説明を参照してください。
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