Compute Systems Manager 導入・設定ガイド

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9.10.2 クラスタ環境からCompute Systems Managerをアンインストールする(Windows)

クラスタ環境の管理サーバ(Windows)から,Compute Systems Managerをアンインストールします。

事前に完了しておく操作

重要
ほかのHitachi Command Suite製品を引き続き使用する場合は,次の点に注意してください。
クラスタ管理アプリケーションのグループに登録されているHitachi Command Suite製品のサービスは,実行系ノードでのアンインストール時にすべて削除され,待機系ノードでのアンインストール時にデフォルトの設定で再登録されます。サービスのリソース名を変更している場合は,必要に応じて事前にリソース名を控えておき,アンインストール後に手動で変更してください。
ただし,Hitachi File Services Managerのサービスは削除されないため,上記の対処は不要です。

クラスタ環境からCompute Systems Managerをアンインストールする手順を次に示します。

  1. クラスタ管理アプリケーションで,Compute Systems Managerのサービスが登録されているグループの所有者を実行系ノードに移動します。
  2. 実行系ノードでCompute Systems Managerをアンインストールします。
  3. 実行系ノードで,不要になったファイルやディレクトリ(クラスタ環境内でのインストール中に作成されたファイルやディレクトリなど)をすべて削除します。
  4. クラスタ管理アプリケーションで,Compute Systems Managerのサービスが登録されていたグループの所有者を待機系ノードに移動します。
  5. 待機系ノードでCompute Systems Managerをアンインストールします。
  6. 待機系ノードで,不要になったファイルやディレクトリ(クラスタ環境内でのインストール中に作成されたファイルやディレクトリなど)をすべて削除します。
  7. 次のリソースがほかのアプリケーションによって使用されていない場合は,クラスタ管理アプリケーションで,そのリソースをオフラインにしてから削除します。
    • クラスタ管理IPアドレス
    • 共有ディスク
  8. Compute Systems Managerのサービスが登録されていたグループが不要になった場合は,そのグループも削除します。
  9. ほかのHitachi Command Suite製品を引き続き使用する場合は,次のコマンドを実行して,クラスタ運用を開始します。
    Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールディレクトリ\ClusterSetup\hcmds64clustersrvstate /son /r グループ名
  10. ほかのHitachi Command Suite製品を引き続き使用する場合は,クラスタ管理アプリケーションで,Hitachi Command Suite製品のサービスが登録されているグループの所有者を実行系ノードに移動します。

関連項目

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