Compute Systems Manager 導入・設定ガイド

8.2.6 データベースを移行するための確認事項

データベースを異なる管理サーバに移行するために，移行元サーバでエクスポートしたあと，移行先サーバでインポートする必要があります。

データベースの移行を開始する前に，次の条件がすべて満たされていることを確認してください。

移行先サーバにインストールするHitachi Command Suite製品のバージョンが，すべて移行元サーバのHitachi Command Suite製品と同じか，それ以降であること

Compute Systems Managerのデータベースをエクスポートする場合，データベースの情報を一時的に格納するためのディレクトリと，アーカイブファイルを格納するディレクトリに，十分な容量が確保されていること
それぞれのディレクトリには，次に示すディレクトリの合計サイズと同等の容量を確保してください。

インストールされているHitachi Command Suite製品の各データベースの格納先ディレクトリ

Hitachi Command Suite共通コンポーネントのデータベースの格納先ディレクトリ
（SYSディレクトリとその下を除く）

重要

データベースはアーカイブファイルとしてエクスポートされます。アーカイブファイルを格納するディレクトリの容量が不足している場合，データベースのエクスポート時に，アーカイブファイルの作成に失敗します。この場合は，十分な容量を確保したあとに再度エクスポートしてください。

関連項目

8.2.1 データベースの管理とは

8.2.7 移行元サーバからデータベースをエクスポートする

8.2.8 移行先サーバにデータベースをインポートする

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