Compute Systems Manager 導入・設定ガイド

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8.2.7 移行元サーバからデータベースをエクスポートする

異なるマシンへデータベースを移行するために,現在使用中のマシンのデータベースをエクスポートします。また,障害に備えてデータベースをエクスポートしておけば,障害が発生したときにデータベースをインポート(リストア)できます。

事前に完了しておく操作

データベースをエクスポートする手順を次に示します。

  1. エクスポートに使用する作業用ディレクトリの下に,ファイルおよびサブディレクトリがないことを確認します。
  2. hcmds64dbtransコマンドを実行してデータベースをエクスポートします。
    Windows:
    Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールディレクトリ\bin\hcmds64dbtrans /export /workpath 作業用ディレクトリ /file アーカイブファイル /auto
    Linux:
    Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールディレクトリ/bin/hcmds64dbtrans -export -workpath 作業用ディレクトリ -file アーカイブファイル -auto

    workpath
    データベース情報を一時的に配置するための作業用ディレクトリを,絶対パスで指定します。
    ローカルディスクのディレクトリを指定してください。
    workpathオプションに指定するディレクトリの下には,ファイルおよびサブディレクトリがないことを確認してください。

    file
    出力されるアーカイブファイルの名称を絶対パスで指定します。

    auto
    Hitachi Command Suite製品およびデータベースのサービスを,適切な状態に変更するためのオプションです。コマンド実行後には,Hitachi Command Suite製品およびデータベースのサービスが起動した状態になります。
  3. データベースを移行するためにエクスポートした場合,アーカイブファイルを移行先サーバに転送します。

関連項目

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