Compute Systems Manager ユーザーズガイド
Compute Systems Managerを使用するユーザーアカウントを作成し,その操作範囲に応じた権限やロールを設定します。
Compute Systems Managerをインストールすると,Systemアカウントがデフォルトで設定されます。デフォルトのパスワードは「manager」です。このアカウントを使用すると,すべてのHitachi Command Suite製品の操作とユーザー管理の操作を実行できます。このアカウントは削除したりIDを変更したりできません。
ユーザーアカウントを作成した場合,必要に応じて,ほかのユーザーを管理するUser Management権限を割り当てます。また,ユーザーアカウントはユーザーグループに登録し,リソースグループを割り当てる必要があります。リソースグループを割り当てられていないユーザーはCompute Systems Managerにログインできません。
Hitachi Command Suite製品は,ユーザーアカウントおよびユーザーグループを共有しています。ほかのHitachi Command Suite製品で作成したユーザーアカウントをCompute Systems Managerで作成したユーザーグループに追加することもできます。
LDAPディレクトリサーバなどの外部認証サーバと連携して,ユーザーアカウントを管理することもできます。 ただし,ビルトインのSystemアカウントを外部認証サーバで認証することはできません。
外部認証サーバと連携する場合,外部認可サーバを併用することで,Compute Systems Managerに対する各ユーザーの権限を外部認可サーバのグループ(認可グループ)単位で管理できます。外部認証サーバおよび外部認可サーバと連携するための管理サーバでの設定方法については,マニュアル「Hitachi Command Suite Compute Systems Manager 導入・設定ガイド」を参照してください。
- 6.1 グループによる管理対象のアクセス制御とは
- 6.2.2 ユーザーアカウントを作成する
- 6.2.3 User Management権限を設定する
- 6.2.4 ユーザーアカウントのプロファイルを編集する
- 6.2.5 自分のプロファイルを編集する
- 6.2.6 ユーザーアカウントのパスワードを変更する
- 6.2.7 自分のパスワードを変更する
- 6.2.8 ユーザーアカウントをロックする
- 6.2.10 ユーザーの認証方式を変更する
- 6.2.11 外部認可ユーザーによるCompute Systems Managerの利用について
- 6.2.12 Compute Systems Managerに認可グループを登録する
- 6.2.13 Compute Systems Managerから認可グループを削除する
- 6.2.14 外部認可ユーザーのプロファイルを変更する
- 6.2.15 Compute Systems Managerから外部認可ユーザーのアカウント情報を削除する
- 6.4.2 ロールの種類
- 6.4.3 機能ごとに必要なリソースグループとロール
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