Compute Systems Manager ユーザーズガイド

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6.2.1 ユーザー管理とは

Compute Systems Managerを使用するユーザーアカウントを作成し,その操作範囲に応じた権限やロールを設定します。

Compute Systems Managerをインストールすると,Systemアカウントがデフォルトで設定されます。デフォルトのパスワードは「manager」です。このアカウントを使用すると,すべてのHitachi Command Suite製品の操作とユーザー管理の操作を実行できます。このアカウントは削除したりIDを変更したりできません。

ユーザーアカウントを作成した場合,必要に応じて,ほかのユーザーを管理するUser Management権限を割り当てます。また,ユーザーアカウントはユーザーグループに登録し,リソースグループを割り当てる必要があります。リソースグループを割り当てられていないユーザーはCompute Systems Managerにログインできません。

Hitachi Command Suite製品は,ユーザーアカウントおよびユーザーグループを共有しています。ほかのHitachi Command Suite製品で作成したユーザーアカウントをCompute Systems Managerで作成したユーザーグループに追加することもできます。

LDAPディレクトリサーバなどの外部認証サーバと連携して,ユーザーアカウントを管理することもできます。 ただし,ビルトインのSystemアカウントを外部認証サーバで認証することはできません。

外部認証サーバと連携する場合,外部認可サーバを併用することで,Compute Systems Managerに対する各ユーザーの権限を外部認可サーバのグループ(認可グループ)単位で管理できます。外部認証サーバおよび外部認可サーバと連携するための管理サーバでの設定方法については,マニュアル「Hitachi Command Suite Compute Systems Manager 導入・設定ガイド」を参照してください。

関連項目

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