Compute Systems Manager ユーザーズガイド

5.2.1 サマリー情報の参照とは

Compute Systems Managerにログインすると，最初にダッシュボードが表示されます。ダッシュボードは，管理対象リソースの状況をひと目で理解して，次に何をする必要があるかを把握するのに役立ちます。

ダッシュボードに表示されるレポートは，ユーザーごとにレイアウトを変更したり，非表示にしたりとカスタマイズできます。

論理グループを作成している場合は，レポートを論理グループごとに表示することもできます。論理グループを選択するドロップダウンメニューでは，パブリック論理グループのパスの先頭にスラント（/）が，プライベート論理グループのパスの先頭にチルダ（~）が表示されます。

ダッシュボードには次のレポートが表示されます。

• リソース状態
  管理対象リソースの状態が表示されます。リソース種別を選択すると，選択したリソースの状態が表示されます。
  
• アラート状態
  未解決アラートが発生しているリソースの数，および未解決アラートが多く発生している上位3つのリソースが表示されます。
  
• 情報
  ログインしているユーザーの［To Do］リストと，発生したイベント（タスクおよびアラート）が表示されます。
  
• 未解決アラート
  解決されていないアラートの一覧が表示され，解決のためアラートにアクセスできます。
  アラートの詳細を確認するには，アラートを選択して［アラート対処］ボタンをクリックします。［アラート詳細情報］ダイアログから，ほかのユーザーへのアラートの割り当て，状態の変更，Eメールでのアラートの共有を設定できます。
  

プラグインライセンスの登録状況に応じて，ダッシュボードに次のレポートが表示されます。

• 性能監視
  過去24時間のホストの性能に関する情報が表示されます。表示するホストは，5台まで指定できます。
  
• 電力監視
  論理グループを選択している場合を除き，対応するすべての日立製シャーシ（ブレードサーバを含む）の合計消費電力量が表示されます。期間（日，週，月）を指定できます。
  

また，サマリー情報を参照するために，ダッシュボード以外にも次の機能を提供しています。

• ［リソース］タブ
  管理対象リソースの情報が表示されます。
  
• グローバルモニタリングエリア
  画面の下部に，タスクの実行状況が表示されます。
  

関連項目

• 5.2.2 ダッシュボードで管理対象の状態を監視する
• 5.2.3 ダッシュボードをカスタマイズする
• 5.2.5 グローバルモニタリングエリアからタスクの状態を確認する
• 5.5.1 論理グループとは
• 5.6.3 アラートに対処する

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