Compute Systems Manager ユーザーズガイド
論理グループとは,管理対象リソースを設置場所,組織,または用途別にグルーピングしたものです。
論理グループを利用すると,論理グループごとに管理対象の稼働状況や構成情報を確認したり,同じ論理グループに所属する管理対象に同じ操作を実施したりできます。
論理グループには次の2種類があります。
- フォルダ
配下に論理グループ(フォルダ,リソースのグループ)を登録します。- リソースのグループ
リソースを登録します。この論理グループは最下層になります。これらの論理グループの管理方法には次の2種類があります。
- パブリック論理グループ
Compute Systems Managerのユーザーであれば,属するユーザーグループに割り当てられたロールに応じて,誰でも参照,作成,編集,または削除できます。各論理グループは,[パブリック論理グループ]の配下に作成します。論理グループの階層を示す際に,パスの先頭はスラント(/)で表示されます。- プライベート論理グループ
同じユーザーグループに属しているユーザーだけが,参照,作成,編集,および削除できます。各論理グループは,[プライベート論理グループ]の直下に作成されるユーザーグループごとのフォルダ(デフォルト:[<ユーザーグループ名>])の配下に作成します。論理グループの階層を示す際に,パスの先頭はチルダ(~)で表示されます。フォルダと論理グループの階層を,次の図に示します。
作成した論理グループについては,階層構造を変更したり,リソースを追加または削除したりできます。各リソースを複数の論理グループに追加することもできます。
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