Dynamic Link Manager ユーザーズガイド(Linux®用)
停止しているHDLMマネージャを起動する場合,root権限を持つユーザでLinuxにログインして,次に示すコマンドを実行します。
- Red Hat Enterprise Linux 7,Oracle Linux 7,Oracle Unbreakable Enterprise Kernel 7,およびSUSE LINUX Enterprise Server 12の場合
# /opt/DynamicLinkManager/bin/dlmmanager start Starting DLMManager: [ OK ]- 上記以外のOS の場合
# /etc/init.d/DLMManager start Starting DLMManager: [ OK ]コマンド名には次のように小文字(dlmmanager)も使用できます。# /etc/init.d/dlmmanager start Starting DLMManager: [ OK ]HDLMのインストール時に設定された起動スクリプトが起動し,HDLMマネージャが起動します。
- 注意事項
- HDLMマネージャの停止処理後,すぐに起動処理を行う場合は,HDLMマネージャが停止したこと(/opt/DynamicLinkManager/bin/dlnkmgr view -sys -msrvで"Dead"が表示される)を確認してから起動処理を行ってください。
- 補足事項
- HDLMマネージャの停止処理では,HDLMマネージャの停止に成功した旨のメッセージが表示されたあと,プロセスの終了処理に数秒かかります。そのため,停止処理後,直ちに起動処理を行うと,HDLMマネージャが起動中と判断し,起動処理が成功の旨のメッセージが出力されますが,HDLMマネージャの起動処理は中断され,その後,HDLMマネージャが停止した状態となります。
HDLMマネージャの起動は,次の方法で確認してください。
- HDLMコマンドのviewオペレーションで確認する場合
- 次のコマンドを実行してください。
# /opt/DynamicLinkManager/bin/dlnkmgr view -sys -msrv HDLM Manager Ver WakeupTime Alive x.x.x-xx yyyy/mm/dd hh:mm:ss KAPL01001-I HDLMコマンドが正常終了しました。オペレーション名 = view, 終了時刻 = yyyy/mm/dd hh:mm:ss #- 「HDLM Manager」が「Alive」であれば,マネージャが起動しています。
- 確認スクリプトで確認する場合
- 次のコマンドを実行して,HDLMマネージャの起動を確認してください。
- Red Hat Enterprise Linux 7,Oracle Linux 7,Oracle Unbreakable Enterprise Kernel 7,およびSUSE LINUX Enterprise Server 12 の場合
# /opt/DynamicLinkManager/bin/dlmmanager status .dlmmgr_exe (pid 1936 1917 1916 1915 1913) を実行中…- 上記以外のOS の場合
# /etc/init.d/DLMManager status .dlmmgr_exe (pid 1936 1917 1916 1915 1913) を実行中...
- 注意事項
- 障害発生時,HDLMコマンドのviewオペレーションと,DLMManager statusコマンドの実行結果に差異が生じる場合があります。この場合,HDLMコマンドの実行結果を参照してください。
All Rights Reserved. Copyright© 2014, 2016, Hitachi, Ltd.