Dynamic Link Manager ユーザーズガイド(Linux®用)

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4.4.1 HDLMマネージャの起動

停止しているHDLMマネージャを起動する場合,root権限を持つユーザでLinuxにログインして,次に示すコマンドを実行します。

HDLMのインストール時に設定された起動スクリプトが起動し,HDLMマネージャが起動します。

注意事項
HDLMマネージャの停止処理後,すぐに起動処理を行う場合は,HDLMマネージャが停止したこと(/opt/DynamicLinkManager/bin/dlnkmgr view -sys -msrvで"Dead"が表示される)を確認してから起動処理を行ってください。

補足事項
HDLMマネージャの停止処理では,HDLMマネージャの停止に成功した旨のメッセージが表示されたあと,プロセスの終了処理に数秒かかります。そのため,停止処理後,直ちに起動処理を行うと,HDLMマネージャが起動中と判断し,起動処理が成功の旨のメッセージが出力されますが,HDLMマネージャの起動処理は中断され,その後,HDLMマネージャが停止した状態となります。

HDLMマネージャの起動は,次の方法で確認してください。

HDLMコマンドのviewオペレーションで確認する場合
次のコマンドを実行してください。
# /opt/DynamicLinkManager/bin/dlnkmgr view -sys -msrv
HDLM Manager Ver         WakeupTime
Alive        x.x.x-xx    yyyy/mm/dd  hh:mm:ss
KAPL01001-I HDLMコマンドが正常終了しました。オペレーション名 = view, 終了時刻 = yyyy/mm/dd  hh:mm:ss
#
 
HDLM Manager」が「Alive」であれば,マネージャが起動しています。

確認スクリプトで確認する場合
次のコマンドを実行して,HDLMマネージャの起動を確認してください。
  • Red Hat Enterprise Linux 7,Oracle Linux 7,Oracle Unbreakable Enterprise Kernel 7,およびSUSE LINUX Enterprise Server 12 の場合
    # /opt/DynamicLinkManager/bin/dlmmanager status
    .dlmmgr_exe (pid 1936 1917 1916 1915 1913) を実行中…
     
  • 上記以外のOS の場合
    # /etc/init.d/DLMManager status
    .dlmmgr_exe (pid 1936 1917 1916 1915 1913) を実行中...
     

注意事項
障害発生時,HDLMコマンドのviewオペレーションと,DLMManager statusコマンドの実行結果に差異が生じる場合があります。この場合,HDLMコマンドの実行結果を参照してください。

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