Dynamic Link Manager ユーザーズガイド(Linux®用)
メモリ所要量およびディスク占有量について説明します。
- この項の構成
- (1) メモリ所要量
- (2) ディスク占有量
ホストのメモリ所要量を次の表に示します。
OS メモリ所要量 Red Hat Enterprise Linux
SUSE LINUX Enterprise Server
Oracle Enterprise Linux 5
Oracle Linux 6
Oracle Linux 7
Oracle Unbreakable Enterprise Kernel26MB
ホストのディスク占有量を次の表に示します。
ディレクトリ ディスク占有量 /tmp 570KB /var pMB※1+qMB※2+4MB※3+uMB※4+20MB※5+vMB※6+45MB
(100MB※7)/opt 168MB /etc yMB※8+zMB※9+5.5MB
(10MB※7)/root 580KB /sbin 500KB /boot 20MB
- 注※1
- 最大30GBで,ログファイルの設定に依存します。
- pは,障害ログファイルサイズをs(単位はKB,デフォルト値は9900),障害ログファイル数をm(デフォルト値は2)とすると,
- p=(s×m)÷1024[MB]
- として計算します。計算式で割り切れなければ1MB切り上げます。
- 注※2
- 最大1000MBで,トレースファイルの設定に依存します。
- qは,トレースファイルサイズをt(単位はKB,デフォルト値は1000),トレースファイル数をn(デフォルト値は4)とすると,
- q=(t×n)÷1024[MB]
- として計算します。計算式で割り切れなければ1MB切り上げます。
- 注※3
- プロセス別トレース情報ファイルサイズです。
- 注※4
- inquiry情報のログファイルサイズです。
- uは,
- u=(2500バイト×パス数)÷1024÷1024[MB]
- として計算します。計算式で割り切れなければ1MB切り上げます。
- 注※5
- Hitachi Command Suite共通エージェントコンポーネントのログファイルサイズのデフォルト値です。
- ログファイル(dlmwebagent[1-N].log)1個当たりのファイルサイズは,9900KB(約10MB)です。デフォルトの設定では,ログファイルが2個作成されるため,ログファイルサイズは約20MBとして計算しています。
- ログファイルは,dlmwebagent.propertiesファイルの設定で最大16個まで作成できます。ログファイルを16個作成する場合のログファイルサイズは,約160MBです。
- 注※6
- dlmcfgmgrユティリティのログファイルサイズです。
- 最大1954MB(約2GB)で,HDLM構成定義ユティリティ(dlmcfgmgr)のログファイルサイズの設定に依存します。
- vは,dlmcfgmgrユティリティのログファイルサイズをw(単位はKB,デフォルト値は1024)とすると,
- v=(w×2)÷1024[MB]
- として計算します。計算式で割り切れなければ1MB切り上げます。
- 注※7
- HDLMの機能の設定値にデフォルト値を適用し,パス数が256本の場合の概算値です。
- HDLMの機能の設定値については,「3.20.2 機能の設定」の「表3-93 各機能のデフォルト値と推奨値」を参照してください。
- 注※8
- 構成定義ファイルサイズです。
- yは,
- y=(2500バイト×パス数×4)÷1024÷1024[MB]
- として計算します。計算式で割り切れなければ1MB切り上げます。
- 注※9
- 除外ディスク定義ファイルサイズです。
- zは,
- z=(20バイト×除外ディスク数×4)÷1024÷1024[MB]
- として計算します。計算式で割り切れなければ1MB切り上げます。
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