Dynamic Link Manager ユーザーズガイド(Linux®用)
SUSE LINUX Enterprise Server 12を使用する場合の関連製品を次に示します。
- この項の構成
- (1) HDLMがサポートするボリュームマネージャ
- (2) HDLMがサポートするファイルシステム
- (3) HDLMがサポートするブートディスク環境(FC-SANを使用する場合)
ボリュームマネージャを使用する場合の関連プログラムを次の表に示します。
表3-44 SUSE LINUX Enterprise Server 12を使用する場合のボリュームマネージャ
カーネルアーキテクチャ カーネル ボリュームマネージャ EM64T/AMD64 3.12.28-4-default
3.12.28-4-xenLVM2.02.98-48.8 3.12.38-44.1-default
3.12.38-44.1-xenボリュームマネージャを使用する場合の注意事項を次に示します。
- YaST2のシステムにあるディスクの分割,システムのバックアップ機能はサポートしますが,YaST2とLVMの組み合わせは未サポートです。
HDLMがサポートするファイルシステムを次の表に示します。
表3-45 SUSE LINUX Enterprise Server 12を使用する場合のファイルシステム
カーネルアーキテクチャ カーネル ファイルシステム EM64T/AMD64 3.12.28-4-default
3.12.28-4-xenext3(OSに同梱)
ext4(OSに同梱)
xfs(OSに同梱)
Btrfs(OSに同梱)3.12.38-44.1-default
3.12.38-44.1-xen
(3) HDLMがサポートするブートディスク環境(FC-SANを使用する場合)
HDLMは「表3-46 SUSE LINUX Enterprise Server 12を使用する場合のブートディスクの動作環境」に示す環境でブートディスクをサポートします。
ストレージシステムの各モデルがサポートするOS(カーネル)の詳細については,ストレージシステムのマニュアルを参照してください。
表3-46 SUSE LINUX Enterprise Server 12を使用する場合のブートディスクの動作環境
カーネルアーキテクチャ カーネル HBA 対応するストレージシステム EM64T/AMD64 3.12.28-4-default
3.12.28-4-xenEmulex
QLogicHitachi AMS2000/AMS/TMS/WMS/SMSシリーズ
Hitachi USPシリーズ
HUS100シリーズ
HUS VM※
Universal Storage Platform V/VMシリーズ
Virtual Storage Platformシリーズ
VSP G1000シリーズ
VSP Gx00モデル
VSP Fx00モデル3.12.38-44.1-default
3.12.38-44.1-xen
- 注※
- 仮想ボリューム拡張ができます。 ただし,HDLMデバイスを管理対象外にしてから仮想ボリューム拡張してください。そのあと,HDLMデバイスを管理対象にしてください。
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