Replication Manager Application Agent CLI ユーザーズガイド
複数のコピーグループを使用して,バックアップの目的に合わせて使用することで,複数世代のバックアップを管理できます。
通常Application Agentは,バックアップ対象のコピーグループを自動的に決定してバックアップしていきますが,drmcgctlコマンドを使用することで,特定のコピーグループを保持(ロック)し,そのほかのコピーグループだけを利用してバックアップを継続できます。
特定のコピーグループをロックして世代管理をすることで,次のような運用ができます。
- 1つのボリュームに1回/月のバックアップを取得後,そのコピーグループをロックし,残る2つのボリュームには毎日バックアップを取得する。
1回/月のバックアップは,コピーグループのロックを解除するまで保持されます。- 1つのボリュームに取得したバックアップを保持し,そのほかの2つのボリュームには通常のバックアップを取得する。
- この節の構成
- 6.7.1 世代管理とロック機能を利用した運用例
- 6.7.2 コピーグループをロックする
- 6.7.3 コピーグループのロックを解除する
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