Replication Manager ユーザーズガイド

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9.14.3 アラート設定の追加

アラート条件を設定し,バッファーの容量オーバーエラーを未然に防ぐことで,通常業務を継続できます。コピーグループ,ジャーナルグループ,サイドファイル,C/Tデルタ(書き込み遅延時間),プールに対して,コピーペア状態,コピーライセンス使用率,および性能情報のしきい値に基づく監視条件を指定できます。アラートは,アラート設定の作成ウィザードを使用して設定できます。

この項の構成
(1) コピーペア状態の監視条件の設定(コピーグループ単位)
(2) コピーペア状態の監視条件の設定(コピーペア単位)
(3) 性能情報の監視条件の設定(コピーグループ単位)
(4) 性能情報の監視条件の設定(ジャーナルグループ単位)
(5) 性能情報の監視条件の設定(プール単位)
(6) コピーライセンス使用率の監視条件の設定

(1) コピーペア状態の監視条件の設定(コピーグループ単位)

コピーペア状態の監視条件の設定手順(コピーグループ単位)を次に示します。

  1. アラートの送信にSNMPトラップを使用する場合は,あらかじめトラップを受信するソフトウェアにMIB定義ファイルをロードします。
    Replication ManagerのMIB定義ファイルの格納場所については,「(3) MIB定義ファイルの概要」を参照してください。
  2. 監視条件を設定するコピーグループの情報を表示します。
  3. コピーグループの一覧から選択する場合には,監視条件を設定するコピーグループのチェックボックスを選択して[アラート設定作成]ボタンをクリックします。監視条件を設定するコピーグループの情報を表示している場合には,そのまま[アラート設定作成]ボタンをクリックします。
    アラート設定の作成ウィザードが起動され,[1. はじめに]画面が表示されます。
    [今後はこのメッセージを表示しない。]チェックボックスを選択した場合には,アラート設定の作成ウィザードの次回起動時から[1. はじめに]画面は表示されません。
  4. ウィザードに目を通し,[次へ]ボタンをクリックします。
    [2. 監視種別の選択]画面が表示されます。
  5. [ペア状態監視]オプションを選択して[次へ]ボタンをクリックします。
    [3. アラート設定の選択]画面が表示されます。
  6. [新規アラート設定の作成]オプションを選択して[次へ]ボタンをクリックします。
    [4. アラートアクションの編集]画面が表示されます。
  7. アラートの通知条件や通知方法を設定します。
    設定内容をテンプレートとして保存したり,既存のテンプレートを選択して適用したりすることもできます。
  8. [次へ]ボタンをクリックします。
    [5. 確認]画面が表示されます。
  9. 設定した内容を確認し,[確認]ボタンをクリックします。
    [6. 完了]画面が表示されます。
  10. [完了]ボタンをクリックします。
    ウィザードで設定した内容がアラート設定一覧に登録されます。
    アラート設定一覧は,[エクスプローラ]メニューの[アラート][アラート]から参照できます。

(2) コピーペア状態の監視条件の設定(コピーペア単位)

コピーペア状態の監視条件の設定手順(コピーペア単位)を次に示します。

  1. アラートの送信にSNMPトラップを使用する場合は,あらかじめトラップを受信するソフトウェアにMIB定義ファイルをロードします。
    Replication ManagerのMIB定義ファイルの格納場所については,「(3) MIB定義ファイルの概要」を参照してください。
  2. 監視条件を設定するコピーペアの属するボリュームまたはコピーグループの情報を表示します。
  3. 監視条件を設定するコピーペアのチェックボックスを選択して[アラート設定作成]ボタンをクリックします。
    アラート設定の作成ウィザードが起動され,[1. はじめに]画面が表示されます。
    [今後はこのメッセージを表示しない。]チェックボックスを選択した場合には,アラート設定の作成ウィザードの次回起動時から[1. はじめに]画面は表示されません。
  4. ウィザードに目を通し,[次へ]ボタンをクリックします。
    [2. 監視種別の選択]画面が表示されます。
  5. [ペア状態監視]オプションを選択して[次へ]ボタンをクリックします。
    [3. アラート設定の選択]画面が表示されます。
  6. [新規アラート設定の作成]オプションを選択して[次へ]ボタンをクリックします。
    [4. アラートアクションの編集]画面が表示されます。
  7. アラートの通知条件や通知方法を設定します。
    設定内容をテンプレートとして保存したり,既存のテンプレートを選択して適用したりすることもできます。
  8. [次へ]ボタンをクリックします。
    [5. 確認]画面が表示されます。
  9. 設定した内容を確認し,[確認]ボタンをクリックします。
    [6. 完了]画面が表示されます。
  10. [完了]ボタンをクリックします。
    ウィザードで設定した内容がアラート設定一覧に登録されます。
    アラート設定一覧は,[エクスプローラ]メニューの[アラート][アラート]から参照できます。

(3) 性能情報の監視条件の設定(コピーグループ単位)

性能情報の監視条件の設定手順(コピーグループ単位)を次に示します。

  1. アラート通知にSNMPトラップを使用する場合は,トラップを受信するソフトウェアにMIB定義ファイルをロードします。
    Replication ManagerのMIB定義ファイルの格納場所については,「(3) MIB定義ファイルの概要」を参照してください。
  2. 監視条件を設定するコピーグループの情報を表示します。
  3. コピーグループの一覧から選択する場合には,監視条件を設定するコピーグループのチェックボックスを選択して[アラート設定作成]ボタンをクリックします。監視条件を設定するコピーグループの情報がすでに表示されている場合には,そのまま[アラート設定作成]ボタンをクリックします。
    アラート設定の作成ウィザードが起動され,[1. はじめに]画面が表示されます。
    [今後はこのメッセージを表示しない。]チェックボックスを選択した場合には,次回から[1. はじめに]画面は表示されません。
  4. ウィザードに目を通し,[次へ]ボタンをクリックします。
    [2. 監視種別の選択]画面が表示されます。
  5. [性能監視]オプションを選択して[次へ]ボタンをクリックします。
    [3. アラート設定の選択]画面が表示されます。
  6. [新規アラート設定の作成]オプションを選択して[次へ]ボタンをクリックします。
    [4. アラートアクションの編集]画面が表示されます。
  7. アラートの通知条件や通知方法を設定します。
    設定内容をテンプレートとして保存したり,既存のテンプレートを選択して適用したりすることもできます。
  8. [次へ]ボタンをクリックします。
    [5. 確認]画面が表示されます。
  9. 設定した内容を確認し,[確認]ボタンをクリックします。
    [6. 完了]画面が表示されます。
  10. [完了]ボタンをクリックします。
    ウィザードで設定した内容がアラート設定一覧に登録されます。
    アラート設定一覧は,[エクスプローラ]メニューの[アラート][アラート]から参照できます。

(4) 性能情報の監視条件の設定(ジャーナルグループ単位)

性能情報の監視条件の設定手順(ジャーナルグループ単位)を次に示します。

  1. アラート通知にSNMPトラップを使用する場合は,トラップを受信するソフトウェアにMIB定義ファイルをロードします。
    Replication ManagerのMIB定義ファイルの格納場所については,「(3) MIB定義ファイルの概要」を参照してください。
  2. [エクスプローラ]メニューの[リソース][ストレージシステム]を選択します。
    ストレージシステムサブウィンドウが表示されます。
  3. オブジェクトツリーを展開して,[ストレージシステム]配下から目的のストレージシステムを選択します。
    選択したストレージシステムのサマリー情報が表示されます。
  4. [オープン]リンクをクリックします。
    オープンサブウィンドウが表示されます。
  5. [JNLG一覧]タブで,監視条件を設定するジャーナルグループのチェックボックスを選択し,[アラート設定作成]ボタンをクリックします。
    アラート設定の作成ウィザードが起動され,[1. はじめに]画面が表示されます。
    [今後はこのメッセージを表示しない。]チェックボックスを選択した場合には,次回から[1. はじめに]画面は表示されません。
  6. ウィザードに目を通し,[次へ]ボタンをクリックします。
    [2. 監視種別の選択]画面が表示されます。
  7. [性能監視]オプションを選択して[次へ]ボタンをクリックします。
    [3. アラート設定の選択]画面が表示されます。
  8. [新規アラート設定の作成]オプションを選択して[次へ]ボタンをクリックします。
    [4. アラートアクションの編集]画面が表示されます。
  9. アラートの通知条件や通知方法を設定します。
    設定内容をテンプレートとして保存したり,既存のテンプレートを選択して適用したりできます。
  10. [次へ]ボタンをクリックします。
    [5. 確認]画面が表示されます。
  11. 設定した内容を確認し,[確認]ボタンをクリックします。
    [6. 完了]画面が表示されます。
  12. [完了]ボタンをクリックします。
    ウィザードで設定した内容がアラート設定一覧に登録されます。
    アラート設定一覧は,[エクスプローラ]メニューの[アラート][アラート]から参照できます。

(5) 性能情報の監視条件の設定(プール単位)

性能情報の監視条件の設定手順(プール単位)を次に示します。

  1. アラート通知にSNMPトラップを使用する場合は,トラップを受信するソフトウェアにMIB定義ファイルをロードします。
    Replication ManagerのMIB定義ファイルの格納場所については,「(3) MIB定義ファイルの概要」を参照してください。
  2. [エクスプローラ]メニューの[リソース][ストレージシステム]を選択します。
    ストレージシステムサブウィンドウが表示されます。
  3. オブジェクトツリーを展開して,[ストレージシステム]配下から目的のストレージシステムを選択します。
    選択したストレージシステムのサマリー情報が表示されます。
  4. [オープン]リンクをクリックします。
    オープンサブウィンドウが表示されます。
  5. [プール一覧]タブで,監視条件を設定するプールのチェックボックスを選択し,[アラート設定作成]ボタンをクリックします。
    アラート設定の作成ウィザードが起動され,[1. はじめに]画面が表示されます。
    [今後はこのメッセージを表示しない。]チェックボックスを選択した場合には,次回から[1. はじめに]画面は表示されません。
  6. ウィザードに目を通し,[次へ]ボタンをクリックします。
    [2. 監視種別の選択]画面が表示されます。
  7. [性能監視]オプションを選択して[次へ]ボタンをクリックします。
    [3. アラート設定の選択]画面が表示されます。
  8. [新規アラート設定の作成]オプションを選択して[次へ]ボタンをクリックします。
    [4. アラートアクションの編集]画面が表示されます。
  9. アラートの通知条件や通知方法を設定します。
    設定内容をテンプレートとして保存したり,既存のテンプレートを選択して適用したりできます。
  10. [次へ]ボタンをクリックします。
    [5. 確認]画面が表示されます。
  11. 設定した内容を確認し,[確認]ボタンをクリックします。
    [6. 完了]画面が表示されます。
  12. [完了]ボタンをクリックします。
    ウィザードで設定した内容がアラート設定一覧に登録されます。
    アラート設定一覧は,[エクスプローラ]メニューの[アラート][アラート]から参照できます。

(6) コピーライセンス使用率の監視条件の設定

コピーライセンス使用率の監視条件の設定手順を次に示します。

  1. アラート通知にSNMPトラップを使用する場合は,トラップを受信するソフトウェアにMIB定義ファイルをロードします。
    Replication ManagerのMIB定義ファイルの格納場所については,「(3) MIB定義ファイルの概要」を参照してください。
  2. [エクスプローラ]メニューの[リソース][ストレージシステム]を選択します。
    ストレージシステムサブウィンドウが表示されます。
  3. オブジェクトツリーを展開して,[ストレージシステム]配下から目的のストレージシステムを選択します。
    選択したストレージシステムのサマリー情報が表示されます。
  4. [オープン]リンクをクリックします。
    オープンサブウィンドウが表示されます。
  5. [コピーライセンス一覧]タブで,監視条件を設定するコピー種別のチェックボックスを選択し,[アラート設定作成]ボタンをクリックします。
    アラート設定の作成ウィザードが起動し,[1. はじめに]画面が表示されます。[今後はこのメッセージを表示しない。]チェックボックスを選択した場合には,次回から[1. はじめに]画面は表示されません。
  6. ウィザードの画面に目を通し,[次へ]ボタンをクリックします。
    [2. 監視種別の選択]画面が表示されます。
  7. [コピーライセンス使用率監視]オプションを選択し,[次へ]ボタンをクリックします。
    [3. アラート設定の選択]画面が表示されます。
  8. [新規アラート設定の作成]オプションを選択し,[次へ]ボタンをクリックします。
    [4. アラートアクションの編集]画面が表示されます。
  9. アラートの監視条件と通知方法を指定します。
    これらの設定内容をテンプレートとして保存したり,既存のテンプレートを選択して適用したりすることもできます。
  10. [次へ]ボタンをクリックします。
    [5. 確認]画面が表示されます。
  11. 適用される設定内容を確認し,[確認]ボタンをクリックします。
    [6. 完了]画面が表示されます。
  12. [完了]ボタンをクリックします。
    ウィザードで設定した内容がアラート設定一覧に登録されます。
    アラート設定一覧は,[エクスプローラ]メニューの[アラート][アラート]から参照できます。

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