Replication Manager ユーザーズガイド
ユーザーのログインを一時的に抑止したい場合に,特定のユーザーのアカウントを手動でロックします。
アカウントロックには,次の制約があります。
- ログイン中のユーザーに対してもロックできますが,ロック操作を実行するユーザー自身のアカウントに対しては,ロックできません。
- ビルトインアカウント(ユーザーID:System)は,デフォルトではロックできません。ロックできるようにする場合は,管理サーバでuser.confファイルを編集してください。user.confファイルについては,マニュアル「Hitachi Command Suite システム構成ガイド」を参照してください。
- ログイン中のユーザーのアカウントがロックされた場合,そのユーザーは,GUI操作中にエラーが発生して操作を続行できなくなります。
- User ManagementのAdmin権限を持つユーザー(ビルトインアカウント(ユーザーID:System)を含む)を手動でロックする場合,ほかのUser ManagementのAdmin権限ユーザーがすべてロックされているときは,最後の1人はロックできません。
手動でアカウントをロックするほかに,ログイン時にユーザーが連続してログインに失敗した場合に,そのユーザーアカウントを自動的にロックすることもできます。アカウントを自動でロックする方法については,「9.18.2 自動アカウントロック設定の変更」を参照してください。
ユーザーのアカウントロック手順を次に示します。
- [エクスプローラ]メニューの[管理者メニュー]-[ユーザー管理]を選択します。
ユーザー管理サブウィンドウが表示されます。- オブジェクトツリーを展開して,[ユーザー]を選択します。
ユーザーサブウィンドウが表示されます。- ユーザー一覧からロックするユーザーのチェックボックスを選択し,[ロック]ボタンをクリックします。
ロックダイアログが表示されます。- ロックするユーザーを確認し,操作を実行します。
ユーザーサブウィンドウに表示されているユーザーのロック状態が更新されます。
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