Replication Manager ユーザーズガイド

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4.4.2 DMLUの設定

DMLUの設定手順について説明します。

この項の構成
(1) DMLUとは
(2) DMLUの要件
(3) 設定できるDMLU数
(4) DMLUの追加ウィザードの概要
(5) DMLU容量拡張ウィザードの概要

(1) DMLUとは

DMLUは,ミッドレンジストレージでボリュームのレプリケーションを実施するときに,差分データを格納しておくための領域です。ShadowImage(複数の世代にわたるコピーペアを作成する場合),TrueCopy Sync,TrueCopy Extended Distance,またはCopy-on-Write Snapshotで,ボリューム複製機能を使用するには,DMLUを設定する必要があります。

Copy-on-Write SnapshotおよびShadowImageの場合は,DMLUは,ストレージシステムの電源を切るときにデータを格納しておくための専用ボリュームです。

(2) DMLUの要件

次の条件がすべて満たされている場合,Replication Managerを使用してDMLUを設定できます。

特定の条件を満たしたボリュームだけDMLUとして指定できます。DMLUとして設定するためのボリュームの要件を次に示します。

(3) 設定できるDMLU数

ストレージシステムにつき,次のDMLU数を指定できます。

(4) DMLUの追加ウィザードの概要

Replication Managerには,DMLUを登録するためのDMLUの追加ウィザードがあります。

DMLUの追加ウィザードでは,次の機能を使用できます。

(5) DMLU容量拡張ウィザードの概要

HUS100シリーズの場合,DMLU容量拡張ウィザードで,パリティグループまたはDPプールの空き容量を使用してDMLUの容量を拡張できます。

DPプールから作成されたDMLUの容量を拡張する場合,DPプールの空き容量はDevice Managerで確認してください。

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