Tuning Manager - Agents

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17.7.4 CLPR Per MP Blade Summary(PI_CLMS)

機能

CLPR Per MP Blade Summary(PI_CLMS)レコードには,ストレージシステムに搭載されているMPブレードごとのCLPRの書き込み待ち率,およびキャッシュ利用率を示すパフォーマンスデータが格納されます。このレコードは,複数インスタンスレコードです。

デフォルト値および変更できる値

項目 デフォルト値 変更可否
Collection Interval 60
Collection Offset 0 ×
Log Yes
LOGIF 空白 ×

注※
変更できる値は60~3,600のうち60の倍数かつ3,600の約数です。

ODBCキーフィールド

PI_CLMS_MP_BLADE_ID,PI_CLMS_CLPR_NUMBER

ライフタイム

MPブレードおよびCLPRの設定から解除まで。

レコードサイズ

フィールド

PFM - View名
(PFM - Manager名)
説明 要約 形式 デルタ サポートストレージ データソース
ミッドレンジ エンタープライズ
Cache Memory Usage %
(CACHE_MEMORY_USAGE_RATE)
CLPR内で,各MPブレードに割り当てられたキャッシュメモリのうち,MP Blade IDフィールドのMPブレードがオーナーであるLDEVが使用している容量の割合。 % float No
Cache Write Pending Usage %
(CACHE_WRITE_PENDING_RATE)
CLPR内で,各MPブレードに割り当てられたキャッシュメモリのうち,MP Blade IDフィールドのMPブレードがオーナーであるLDEVの書き込み待ちデータが使用している容量の割合。 % float No
CLPR Number
(CLPR_NUMBER)
CLPR番号。 COPY string(8) No
Interval
(INTERVAL)
情報が収集されたインターバルの秒数。 ulong No
Max Cache Memory Usage %
(MAX_CACHE_MEMORY_USAGE_RATE)
CLPR内で,各MPブレードに割り当てられたキャッシュメモリのうち,MP Blade IDフィールドのMPブレードがオーナーであるLDEVが使用している容量の割合。なお,上位区分に要約されるときは,平均値ではなく,最大値が格納される。 HI float No CACHE_MEMORY_USAGE_RATE
Max Cache Write Pending Usage %
(MAX_CACHE_WRITE_PENDING_RATE)
CLPR内で,各MPブレードに割り当てられたキャッシュメモリのうち,MP Blade IDフィールドのMPブレードがオーナーであるLDEVの書き込み待ちデータが使用している容量の割合。なお,上位区分に要約されるときには,平均値ではなく,最大値が格納される。 HI float No CACHE_WRITE_PENDING_RATE
MP Blade ID
(MP_BLADE_ID)
  • VSP Gx00モデル,VSP Fx00モデル,VSP E990,HUS VMまたはVSP 5000シリーズの場合
    プロセッサが所属するMPユニットをストレージシステム内で一意に識別するID。
  • VSP G1000,G1500,VSP F1500,Virtual Storage Platformシリーズの場合
    プロセッサが所属するMPブレードをストレージシステム内で一意に識別するID。
COPY string(16) No
Record Time
(RECORD_TIME)
ストレージシステムからデータが収集され,レコードが生成された時刻(グリニッジ標準時)。 time_t No
Record Type
(INPUT_RECORD_TYPE)
レコードタイプ識別子。常に「CLMS」。 string(8) No

注※
Universal Storage Platform V/VM シリーズ,Hitachi USP,およびSANRISE Hシリーズでは値を取得できません。

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