Tuning Manager - Agents

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17.7.5 CLPR Summary(PI_CLPS)

機能

CLPR Summary(PI_CLPS)レコードには,CLPRごとのキャッシュメモリの稼働状況を示すパフォーマンスデータが格納されます。このレコードは,複数インスタンスレコードです。

デフォルト値および変更できる値

項目 デフォルト値 変更可否
Collection Interval 60
Collection Offset 0 ×
Log Yes ×
LOGIF 空白 ×

注※
変更できる値は60~3,600のうち60の倍数かつ3,600の約数です。

ODBCキーフィールド

PI_CLPS_CLPR_NUMBER

ライフタイム

CLPRの定義完了から削除,または定義内容の変更まで。

レコードサイズ

フィールド

PFM - View名
(PFM - Manager名)
説明 要約 形式 デルタ サポートストレージ データソース
ミッドレンジ エンタープライズ
Cache Memory Capacity
(CACHE_MEMORY_CAPACITY)
このCLPRに割り当てられたキャッシュメモリの容量(メガバイト単位)。 COPY ulong No ※1,※2
Cache Memory Usage
(CACHE_MEMORY_USAGE)
このCLPRに割り当てられたキャッシュメモリの使用量(メガバイト単位)。※3 COPY ulong No ※1
Cache Memory Usage %
(CACHE_MEMORY_USAGE_RATE)
このCLPRに割り当てられたキャッシュメモリの使用率。※3 % float No ※1 (CACHE_MEMORY_USAGE / CACHE_MEMORY_CAPACITY) * 100
Cache Side File Usage
(CACHE_SIDE_FILE)
このCLPRに割り当てられたキャッシュメモリのうち,Side Fileが使用している容量(メガバイト単位)。 COPY ulong No ※4
Cache Side File Usage %
(CACHE_SIDE_FILE_RATE)
このCLPRに割り当てられたキャッシュメモリのうち,Side Fileが使用している容量の割合。 % float No ※4 (CACHE_SIDE_FILE / CACHE_MEMORY_CAPACITY) * 100
Cache Write Pending Usage
(CACHE_WRITE_PENDING)
このCLPRに割り当てられたキャッシュメモリのうち,書き込み待ちデータが使用している容量(メガバイト単位)。※3 COPY ulong No ※1
Cache Write Pending Usage %
(CACHE_WRITE_PENDING_RATE)
このCLPRに割り当てられたキャッシュメモリのうち,書き込み待ちデータが使用している容量の割合。※3 % float No ※1 (CACHE_WRITE_PENDING / CACHE_MEMORY_CAPACITY) * 100
CLPR Number
(CLPR_NUMBER)
CLPR番号。 COPY string(8) No
Interval
(INTERVAL)
情報が収集されたインターバルの秒数。 ADD ulong No
Max Cache Memory Usage %
(MAX_CACHE_MEMORY_USAGE_RATE)
このCLPRに割り当てられたキャッシュメモリの使用率。なお,上位区分に要約されるときは,平均値ではなく,最大値が格納される。 HI float No ※1 CACHE_MEMORY_USAGE_RATE
Max Cache Side File Usage %
(MAX_CACHE_SIDE_FILE_RATE)
このCLPRに割り当てられたキャッシュメモリのうち,Side Fileが使用している容量の割合。なお,上位区分に要約されるときは,平均値ではなく,最大値が格納される。 HI float No ※4 CACHE_SIDE_FILE_RATE
Max Cache Write Pending Usage %
(MAX_CACHE_WRITE_PENDING_RATE)
このCLPRに割り当てられたキャッシュメモリのうち,書き込み待ちデータが使用している容量の割合。なお,上位区分に要約されるときには,平均値ではなく,最大値が格納される。 HI float No ※1 CACHE_WRITE_PENDING_RATE
Record Time
(RECORD_TIME)
ストレージシステムからデータが収集され,レコードが生成された時刻(グリニッジ標準時)。 COPY time_t No
Record Type
(INPUT_RECORD_TYPE)
レコードタイプ識別子。常に「CLPS」。 COPY string(8) No

注※1
監視対象のストレージシステムで性能統計情報を採取する設定をしている場合だけ,値が取得できます。

注※2
内部制御のための領域を除いたユーザデータ領域の容量となり,Storage Navigator Modularでの設定値と完全には一致しない値となります。詳細については,「Cache Partition Manager」のマニュアルを参照してください。

注※3
HUS100シリーズ,Hitachi SMSシリーズおよびHitachi AMS2000シリーズの場合,このフィールドにはパフォーマンスデータの収集間隔内の平均値が格納されます。Hitachi AMS/WMSシリーズ,VSP Gx00モデル,VSP Fx00モデル,VSP E990,HUS VM,VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,Virtual Storage Platformシリーズ,Universal Storage Platform V/VMシリーズ,Hitachi USP,およびH12000/H10000の場合,このフィールドにはレコードを生成する時点での最新の値が格納されます。

注※4
VSP Gx00モデル,VSP Fx00モデル,VSP E990,HUS VM,VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500およびVirtual Storage Platformシリーズでは値を取得できません。

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