Tuning Manager - Agents
Tuning Manager APIで取得するパフォーマンスデータを論理ホスト上のインスタンスから取得するか,または物理ホスト上のインスタンスから取得するかを指定できます。
論理ホスト上のインスタンスから取得したい場合は,user.propertiesファイルのclusterModeキーにtrueを指定してください。Tuning Manager Agent REST APIコンポーネントが起動した時点で論理ホスト上にセットアップされていたインスタンスが情報の取得対象となります。なお,Tuning Manager Agent REST APIコンポーネントを起動した後に論理ホスト上に追加したインスタンスの情報を取得対象にする場合は,Tuning Manager Agent REST APIコンポーネントを再起動してください。
クラスタシステムでの運用時でも物理ホスト上のインスタンスを情報の取得対象にしたい場合は,clusterModeキーにfalseを指定してください。この場合,パフォーマンスデータの取得が要求された時点で物理ホスト上にセットアップされていたインスタンスが情報の取得対象となります。
user.propertiesファイルの指定方法については,「20.3.3 Tuning Manager API使用時のログ情報」の「(3) Tuning Manager API利用時のログの設定変更方法」を参照してください。
clusterModeの指定について,次に示します。
表6-7 user.propertiesファイルのclusterModeの指定
キー 説明 clusterMode Tuning Manager Agent REST APIコンポーネントが,論理ホスト上にセットアップされたAgentインスタンスからパフォーマンスデータを取得するかどうかを指定します。デフォルト値はtrueです。
- true
- 論理ホスト上にインスタンスが存在する場合は,論理ホスト上のインスタンスからパフォーマンスデータを取得します。存在しない場合は,物理ホスト上のインスタンスからパフォーマンスデータを取得します。
- false
- 常に物理ホスト上のインスタンスからパフォーマンスデータを取得します。
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