Tuning Manager インストールガイド
クラスタ構成で運用しているTuning Manager serverからエージェントを削除するときに実施する作業について,コンポーネントごとに説明します。
- この項の構成
- (1) PFM - Managerからのエージェントの削除
- (2) Performance Reporterからのエージェントの削除
- (3) Tuning Manager serverからのエージェントの削除
PFM - Managerでのエージェントの削除方法については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」を参照してください。
(2) Performance Reporterからのエージェントの削除
Performance Reporterからエージェントを削除するときは,削除したいエージェントをアンセットアップしたあと,実行系ノードでPerformance Reporterサービスを再起動します。サービスの再起動は,クラスタ管理アプリケーションから実行してください。ほかの方法で再起動した場合,クラスタ管理アプリケーションで管理している情報とサービスの状態が不一致となり,クラスタ管理アプリケーションで障害として検知される場合があります。
待機系ノードでは,フェールオーバー時に初めてサービスが起動します。起動時にエージェントの情報を読み込むので,エージェントを削除した時に,サービスの再起動は必要ありません。
(3) Tuning Manager serverからのエージェントの削除
PFM - Managerでのエージェントの削除が完了したあと,Main Consoleの[ポーリング設定]画面で[リフレッシュ]ボタンをクリックして,エージェントが削除されたことを確認します。
また,Tuning Manager APIの利用を有効化しているエージェントを削除した場合,Tuning Manager serverで管理しているエージェントの情報(HTM - Agents一覧)をAPIを使用して最新にする必要があります。また,アラート機能を使用している場合は,Tuning Manager serverで管理しているエージェントの情報を使用したAPI(Agent情報更新)を実行することで,Device Managerで管理しているエージェントの情報を最新にする必要があります。
エージェントの情報(HTM - Agents一覧)のリフレッシュ,およびAgent情報更新についての詳細は,マニュアル「Hitachi Command Suite Tuning Manager 運用管理ガイド」を,APIの使用方法についての詳細は,マニュアル「Hitachi Command Suite Tuning Manager APIリファレンスガイド」を参照してください。
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