Tuning Manager インストールガイド

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7.3.2 エージェントの追加

クラスタ環境で運用しているTuning Manager serverに,新規にインストールしたエージェントまたは新規に作成したエージェントのインスタンスを追加するときに実施する作業について,コンポーネントごとに説明します。

この項の構成
(1) PFM - Managerへのエージェントの追加
(2) Performance Reporterへのエージェントの追加
(3) Tuning Manager serverへのエージェントの追加

(1) PFM - Managerへのエージェントの追加

PFM - Managerに新規エージェントを追加する方法については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」を参照してください。

(2) Performance Reporterへのエージェントの追加

新規エージェントを追加する場合

新規エージェントを追加する場合,Performance Reporterに新規エージェントのアイコンおよびデータモデルの説明ファイルを設定するために,jpcpragtsetupコマンドを実行する必要があります。jpcpragtsetupコマンドは,実行系ノードおよび待機系ノードの両方で実行してください。手順の詳細については「3.6 Performance Reporterへのエージェントの登録」を,jpcpragtsetupコマンドの詳細については,マニュアル「Hitachi Command Suite Tuning Manager 運用管理ガイド」を参照してください。

jpcpragtsetupコマンドを実行したあと,実行系ノードでは,Performance Reporterサービスの再起動が必要です。サービスの再起動は,クラスタ管理アプリケーションから実行してください。ほかの方法で再起動した場合,クラスタ管理アプリケーションで管理している情報とサービスの状態が不一致となり,クラスタ管理アプリケーションで障害として検知される場合があります。

待機系ノードでは,フェールオーバー時に初めてサービスが起動します。起動時にエージェントの情報を読み込むため,新規のエージェントを追加した場合でも,サービスの再起動は必要ありません。

新規エージェントインスタンスを追加する場合

新規エージェントインスタンスを追加する場合,追加したエージェントインスタンスをPerformance Reporterに認識させるために,実行系ノードでPerformance Reporterを再起動する必要があります。サービスの再起動は,クラスタ管理アプリケーションから実行してください。ほかの方法で再起動した場合,クラスタ管理アプリケーションで管理している情報とサービスの状態が不一致となり,クラスタ管理アプリケーションで障害として検知される場合があります。

待機系ノードでは,フェールオーバー時に初めてサービスが起動します。起動時にエージェントの情報を読み込むので,新規のエージェントインスタンスを追加した場合でも,サービスの再起動は必要ありません。

ヘルスチェックエージェントでのヘルスチェック機能の説明情報をPerfromance Reporterで表示したい場合

ヘルスチェック機能の説明情報をPerfromance Reporterで表示したい場合,Performance Reporterにヘルスチェックエージェントのデータモデルの説明ファイルを設定するために,jpcpragtsetupコマンドを実行する必要があります。jpcpragtsetupコマンドは,実行系ノードおよび待機系ノードの両方で実行してください。手順の詳細については「3.6 Performance Reporterへのエージェントの登録」を,jpcpragtsetupコマンドの詳細については,マニュアル「Hitachi Command Suite Tuning Manager 運用管理ガイド」を参照してください。

Performance Reporterサービスの再起動は必要ありません。

(3) Tuning Manager serverへのエージェントの追加

Tuning Manager serverのMain Consoleには,追加したエージェントが自動的に接続されます。[ポーリング設定]画面で[リフレッシュ]ボタンをクリックして,エージェントがMain Consoleに追加されたことを確認してください。

また,Tuning Manager APIの利用を有効化しているエージェントを追加した場合,Tuning Manager serverで管理しているエージェントの情報(HTM - Agents一覧)をAPIを使用して最新にする必要があります。また,アラート機能を使用している場合は,Tuning Manager serverで管理しているエージェントの情報を使用したAPI(Agent情報更新)を実行することで,Device Managerで管理しているエージェントの情報を最新にする必要があります。

エージェントの情報(HTM - Agents一覧)のリフレッシュ,およびAgent情報更新についての詳細は,マニュアル「Hitachi Command Suite Tuning Manager 運用管理ガイド」を,APIの使用方法についての詳細は,マニュアル「Hitachi Command Suite Tuning Manager APIリファレンスガイド」を参照してください。

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