Tuning Manager インストールガイド
- この項の構成
- (1) v8.4以前からのアップグレードインストールの場合
- (2) v7以前からのアップグレードインストールの場合
v8.4以前からv8.4.1以降にアップグレードインストールすると,Tuning Manager serverで使用されるポート番号が変更されます。Tuning Manager serverで使用されるポート番号については,「A.4 ポート番号の使用状況の確認」を参照してください。
なお,v7以前からのアップグレードインストールの場合は,「(2) v7以前からのアップグレードインストールの場合」および「6.1.3 v7以前からのアップグレードインストールでの変更点」も参照してください。
v7以前からv8.5以降にアップグレードインストールする場合の確認事項について,次に説明します。
なお, v7以前のHitachi Command Suite製品と,v8以降のHitachi Command Suite製品が混在する環境では,登録したユーザーアカウントが使用できないなどの問題が発生し,Hitachi Command Suite製品が正しく動作しなくなるおそれがあります。
- アップグレードインストールすると,v7以前のHitachi Command Suite製品のデータベースがバックアップされます。すべてのHitachi Command Suite製品をアップグレードインストールするまで,バックアップデータを削除しないでください。アップグレードインストールがすべて完了したあと,バックアップデータを削除する場合は,次に示すデータを削除してください。
- Windowsの場合
- ・<Hitachi Command Suite製品のインストール先フォルダ>\backup\exportpath.txt中のfile行に記載されたファイル,およびexportdir行に記載されたフォルダ
- ・<Hitachi Command Suite製品のインストール先フォルダ>\backup\exportpath.txt
- Linuxの場合
- ・<Hitachi Command Suite製品のインストール先ディレクトリ>/backup/exportpath.txt中のfile行に記載されたファイル,およびexportdir行に記載されたディレクトリ
- ・<Hitachi Command Suite製品のインストール先ディレクトリ>/backup/exportpath.txt
- v7以前のTuning Manager serverは,アップグレード時にアンインストールされるため,アップグレードインストール後にファイルやディレクトリが削除されることがあります。次のとおり対応してください。
なお,jp1pcディレクトリ配下のファイルおよびディレクトリは削除されません。
- Tuning Manager serverのインストール先ディレクトリにファイルまたはディレクトリを追加している場合,アップグレードインストール前に退避してください。
- ブックマークやPerformance Reporterのログファイルの格納先をデフォルトから変更して,Hitachi Command Suite製品のインストール先ディレクトリ配下に指定している場合,格納先ディレクトリをHitachi Command Suite製品のインストール先以外のディレクトリ,またはデフォルトのディレクトリに変更して,データをコピーしてください。
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