Tuning Manager 運用管理ガイド

9.6.2 共通コンポーネントのJavaVMスレッドダンプの採取

調査のために，JavaVMのスレッドダンプを採取していただく場合があります。

以下の手順でJavaVMのスレッドダンプを採取してください。なお，スレッドダンプを採取したあとは動作が不安定になる場合があるので，サービスを再起動してください。

この項の構成

(1) HiCommand Suite TuningManagerおよびHCS Tuning Manager REST Application Serviceのスレッドダンプ

(2) HiCommand Performance Reporterのスレッドダンプ

(1) HiCommand Suite TuningManagerおよびHCS Tuning Manager REST Application Serviceのスレッドダンプ

Windowsの場合：

次のフォルダにそれぞれdumpというファイルを作成します。
・<共通コンポーネントのインストール先フォルダ>\uCPSB\CC\server\public\ejb\TuningManager
・<共通コンポーネントのインストール先フォルダ>\uCPSB\CC\server\public\ejb\TuningManagerRESTService

HiCommand Suite TuningManagerサービスを停止します。

Hitachi Command Suite製品に同梱されたJDKを使用している場合はjavacorexxx.xxxx.txtファイルが，Oracle JDKを使用している場合はTuningManager.logファイルおよびTuningManagerRESTService.logファイルが，次のフォルダにそれぞれ出力されます。
・<共通コンポーネントのインストール先フォルダ>\uCPSB\CC\server\public\ejb\TuningManager
・<共通コンポーネントのインストール先フォルダ>\uCPSB\CC\server\public\ejb\TuningManagerRESTService
Oracle JDKを使用している場合，サービスを再起動するたびにTuningManager.logファイルおよびTuningManagerRESTService.logファイルが新規に作成されるため，出力後は別名で保存しておくことをお勧めします。

Linuxの場合：

kill -3 <PID> を実行します。
<PID>はHiCommand TuningManagerおよびHCS Tuning Manager REST Application ServiceのプロセスIDで，次のファイルの最後に記述されているProcess IDをそれぞれ指定します。
・<共通コンポーネントのインストール先ディレクトリ>/uCPSB/CC/server/public/ejb/TuningManager/logs/CC/maintenance/cjstdout.logファイル
・<共通コンポーネントのインストール先ディレクトリ>/uCPSB/CC/server/public/ejb/TuningManagerRESTService/logs/CC/maintenance/cjstdout.logファイル

Hitachi Command Suite製品に同梱されたJDKを使用している場合はjavacorexxx.xxxx.txtファイルが，Oracle JDKを使用している場合はTuningManager.logファイルおよびTuningManagerRESTService.logファイルが，次のディレクトリにそれぞれ出力されます。
・<共通コンポーネントのインストール先ディレクトリ>/uCPSB/CC/server/public/ejb/TuningManager
・<共通コンポーネントのインストール先ディレクトリ>/uCPSB/CC/server/public/ejb/TuningManagerRESTService
Oracle JDKを使用している場合，プロセスを再起動するたびにTuningManager.logファイルおよびTuningManagerRESTService.logファイルが新規に作成されるため，出力後は別名で保存しておくことをお勧めします。

(2) HiCommand Performance Reporterのスレッドダンプ

Windowsの場合：

<共通コンポーネントのインストール先フォルダ>\uCPSB\CC\server\public\ejb\PerformanceReporterにdumpというファイルを作成します。

HiCommand Performance Reporterサービスを停止します。

Hitachi Command Suite製品に同梱されたJDKを使用している場合はjavacorexxx.xxxx.txtファイルが，Oracle JDKを使用している場合はPerformanceReporter.logファイルが，次のフォルダに出力されます。
<共通コンポーネントのインストール先フォルダ>\uCPSB\CC\server\public\ejb\PerformanceReporter
Oracle JDKを使用している場合，サービスを再起動するたびにPerformanceReporter.logファイルが新規に作成されるため，出力後は別名で保存しておくことをお勧めします。

Linuxの場合：

kill -3 <PID>を実行します。<PID>はHiCommand Performance ReporterのプロセスIDで，<共通コンポーネントのインストール先ディレクトリ>/uCPSB/CC/server/public/ejb/PerformanceReporter/logs/CC/maintenance/cjstdout.logファイルの最後に記述されているProcess IDを指定します。

Hitachi Command Suite製品に同梱されたJDKを使用している場合はjavacorexxx.xxxx.txtファイルが，Oracle JDKを使用している場合はPerformanceReporter.logファイルが，次のディレクトリに出力されます。
<共通コンポーネントのインストール先ディレクトリ>/uCPSB/CC/server/public/ejb/PerformanceReporter
Oracle JDKを使用している場合，プロセスを再起動するたびにPerformanceReporter.logファイルが新規に作成されるため，出力後は別名で保存しておくことをお勧めします。

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