Tuning Manager 運用管理ガイド
この節では,Tuning Manager serverでトラブルが発生したときに採取が必要な資料について説明します。
Tuning Manager serverでトラブルが発生した場合,ログファイルやデータベースファイルなどの保守情報を採取します。保守情報の採取方法については,「7.4 保守情報の採取方法」を参照してください。
また,トラブル発生時の状況を確認するため,トラブルの発生時刻や,再現性の有無などを確認,記録しておく必要があります。確認,記録が必要な情報については,「7.4.3 トラブル発生時の状況を確認するための情報」を参照してください。
Tuning Manager serverでトラブルが発生した場合に採取するログ情報を次に示します。
- Windowsイベントログ(Windowsの場合)
Windowsの状態やトラブルを通知するログ情報です。Windowsイベントログの詳細については,「7.3.1 Windowsイベントログ(Windowsの場合)」を参照してください。- syslog(Linuxの場合)
Linuxの状態やトラブルを通知するログ情報です。syslogの詳細については,「7.3.2 syslog(Linuxの場合)」を参照してください。- Main ConsoleおよびTuning Manager API利用時のログ
Main ConsoleおよびTuning Manager API利用時に出力するログ情報です。Main ConsoleおよびTuning Manager API利用時のログの詳細については,「7.3.3 Main ConsoleおよびTuning Manager API利用時のログ」を参照してください。- Performance Reporterのログ
Performance Reporterが出力するログ情報です。Performance Reporterのログの詳細については,「7.3.4 Performance Reporterのログ」を参照してください。なお,Tuning Manager serverでトラブルが発生した場合,これらのログに加えてHitachi Command Suite製品の共通ログも採取します。Hitachi Command Suite製品の共通ログについては,「9.3 統合ロギング」を参照してください。
また,Device ManagerをTuning Manager serverと別のホストにインストールしているときは,Device Managerの保守情報も採取します。Device Managerの保守情報については,マニュアル「Hitachi Command Suite システム構成ガイド」を参照してください。
- この節の構成
- 7.3.1 Windowsイベントログ(Windowsの場合)
- 7.3.2 syslog(Linuxの場合)
- 7.3.3 Main ConsoleおよびTuning Manager API利用時のログ
- 7.3.4 Performance Reporterのログ
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