Tuning Manager 運用管理ガイド
GUIでレポートを表示する場合,または,jpcrptコマンドでレポートをHTML出力する場合,次に示す理由で大量のメモリーを消費するため,メモリー不足が発生してレポートが表示できないときがあります。
- レポート定義にグラフ表示の設定がある場合,グラフ画像生成時にメモリーを一時的に大きく消費する
- エージェントからの情報をView Serverサービスを経由してレポート出力するため,View Serverサービスから受信した内部形式のデータをHTML形式に変換するときに,メモリーを一時的に大きく消費する
- メモリー使用量削減機能を利用していない場合,View Serverサービスを経由して取得したエージェントからの情報をメモリー上に格納するため,メモリーを一時的に大きく消費する
GUIで大量データのレポートを表示する場合には,メモリー使用量削減機能を利用して,再度レポートを表示してください。
メモリー使用量削減機能の詳細については,マニュアル「Hitachi Command Suite Tuning Manager ユーザーズガイド」のレポートについて説明している章を参照してください。
また,jpcrptコマンドでレポートをHTML出力する場合には,必要なメモリー量を算出し,必要に応じてJavaのヒープサイズを拡張して,メモリー使用量削減機能を利用した上で再度レポートを表示してください。jpcrptコマンドでレポートをHTML出力する場合に必要なメモリー量の見積もり方法については,「付録A. jpcrptコマンドで必要なメモリー量の見積もり方法」を参照してください。
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