Hitachi Command Suite Mainframe Agent ユーザーズガイド
Mainframe Agentを起動するには,STARTコマンドを使用します。
Mainframe Agentはシステムに常駐し,初期設定パラメーターYKPRMxxの定義に従って動作します。Mainframe Agentは複数起動できます。
Mainframe AgentはHitachi Command Suite製品とTCP/IP通信を行うため,IBM Communications Serverを先に起動してください。Mainframe Agent起動時にIBM Communications Serverが起動されていない場合,YKY315Iメッセージが出力され,Mainframe Agentの起動に失敗します。
- この項の構成
- (1) 形式
- (2) オペランド
- (3) 使用例
START △1起動用カタログドプロシジャ名[.識別名] [,MEMBER=メンバ名] [,SYSOUT=出力クラス]
- 起動用カタログドプロシジャ名
- 起動するMainframe Agentの起動用カタログドプロシジャ名を指定します。
- 識別名
- 起動用カタログドプロシジャの識別名を指定します。同じ起動用カタログドプロシジャ名で複数のジョブを起動する場合にジョブを識別するために指定します。
- MEMBER=メンバ名
- 初期設定パラメーターのメンバ名を指定します。
- 省略した場合は,起動用カタログドプロシジャで指定した標準のメンバ名になります。
- SYSOUT=出力クラス
- 出力リストの出力クラスを指定します。省略した場合は,システムの指定に従います。
次の条件でMainframe Agentを起動する場合の使用例を次に示します。
- カタログドプロシジャ名:YKAGENTD
- 識別子:YK
- 初期設定パラメーター:YKPRM10
- 出力クラス:X
START YKAGENTD.YK,MEMBER=YKPRM10,SYSOUT=X
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