Hitachi Command Suite Mainframe Agent ユーザーズガイド
Device Manager,またはReplication Managerと通信するためのポート番号を事前にシステムに予約しておきます。
Mainframe Agentの起動ジョブに対してUNIXサービスの使用属性(受信用ポートの開設)を設定します。詳細は,IBMマニュアル「Communications Server IP 構成解説書」を参照してください。
ポート番号は,TCP/IP環境設定ファイル(PROFILE.TCPIPプロファイル)に設定します。PROFILE.TCPIPプロファイルは,TCP/IP利用空間のサーバ機能に関する定義ファイルです。
PROFILE.TCPIPプロファイルのPORT定義には,Mainframe Agent起動ジョブのメンバ名,または識別名を指定します。識別名については,「4.3.1(2) オペランド」を参照してください。
YKAGENTDジョブのポート番号には,ほかのジョブが使用しているポート番号を指定できません。システム内で使用されていないポート番号を指定してください。
ポート番号の指定例
次のように指定すると,24042がポート番号として設定されます。
24042 TCP YKAGENTD ;YKAGENTD START NAME
重要
- Mainframe Agentが必要とするIBM Communications Server(OS標準搭載)のソケット数は2個です。IBM Communications Serverが処理するほかのサービスのソケット数も考慮して,総ソケット数がIBM Communications Serverの上限値を超えないように注意してください。IBM Communications Serverのソケット数の上限値については,IBMマニュアル「Communications Server IP 構成ガイド」を参照してください。
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