Hitachi Command Suite システム構成ガイド
Hitachi Command Suiteの新規インストール時には,CIM/WBEM機能は利用できる状態になっています。CIM/WBEM機能を無効にしたあと,再度有効にするには,プロパティの変更やストレージシステムのリフレッシュが必要です。
- Administrator 権限(Windowsの場合)またはroot(Linuxの場合)でのログイン
- Device Managerへのストレージシステムの登録
ストレージシステムを登録する際には,分割ストレージ管理者ではなく,ストレージシステム全体の管理者のアカウントを使用してください。- ポート番号の確認
Device ManagerのCIM/WBEM機能が使用するポート番号をほかのプログラムが使用していないか確認してください。同じポートを使用しているプログラムがある場合,どちらかのプログラムのポート番号を変更してください。- SLPサービスまたはSLPデーモンの起動(サービスディスカバリー機能を使用する場合)
- 言語タグの設定(サービスディスカバリー機能を使用する場合)
CIMクライアントで,言語タグを英語(en)に設定してください。
- Device Managerサーバのserver.propertiesファイルにあるserver.cim.supportプロパティに,trueを指定します。
- Hitachi Command Suite製品のサービスを再起動します。
Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VMまたはHitachi USP00に外部ストレージシステムが接続されている場合,Device Managerで管理しているLDEV数が多いと,サービスの起動処理に時間が掛かることがあります。- Device Manager GUI/CLIで,ストレージシステムをリフレッシュします。
注意
- CIM/WBEM機能を無効にした状態でストレージシステムを削除した場合,手順3では,次の順序でサービスを再起動してください。
1. server.propertiesファイルのserver.logicalview.initialsynchroプロパティをtrueに変更する。
2. Hitachi Command Suite製品のサービスを再起動する。
3. server.propertiesファイルのserver.logicalview.initialsynchroプロパティをfalseに戻す。- Device Manager GUIでの設定操作で予約されたリソース(LDEV,パリティグループなど)に対して,CIM/WBEM経由で操作を行った場合,設定が変更されたり,リソースが削除されたりすることがあります。
- この節の構成
- 8.5.1 CIM/WBEM機能で使用するポートを変更する
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