Hitachi Command Suite システム構成ガイド

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8.5 CIM/WBEM機能を利用するための設定をする

Hitachi Command Suiteの新規インストール時には,CIM/WBEM機能は利用できる状態になっています。CIM/WBEM機能を無効にしたあと,再度有効にするには,プロパティの変更やストレージシステムのリフレッシュが必要です。

前提条件

操作手順

  1. Device Managerサーバのserver.propertiesファイルにあるserver.cim.supportプロパティに,trueを指定します。
  2. Hitachi Command Suite製品のサービスを再起動します。
    Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VMまたはHitachi USP00に外部ストレージシステムが接続されている場合,Device Managerで管理しているLDEV数が多いと,サービスの起動処理に時間が掛かることがあります。
  3. Device Manager GUI/CLIで,ストレージシステムをリフレッシュします。
    注意
    • CIM/WBEM機能を無効にした状態でストレージシステムを削除した場合,手順3では,次の順序でサービスを再起動してください。
      1. server.propertiesファイルのserver.logicalview.initialsynchroプロパティをtrueに変更する。
      2. Hitachi Command Suite製品のサービスを再起動する。
      3. server.propertiesファイルのserver.logicalview.initialsynchroプロパティをfalseに戻す。
    • Device Manager GUIでの設定操作で予約されたリソース(LDEV,パリティグループなど)に対して,CIM/WBEM経由で操作を行った場合,設定が変更されたり,リソースが削除されたりすることがあります。

関連概念

関連タスク

関連参照

この節の構成
8.5.1 CIM/WBEM機能で使用するポートを変更する

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