Hitachi Command Suite システム構成ガイド
Windowsのクラスタ環境でTuning Managerサーバとのリモート接続の有効/無効を切り替えるには,Hitachi Command Suite製品のサービスやリソースグループをクラスタの管理対象から外したあと,htmsetupコマンドを実行します。ここでは,クラスタ化するサービスの集まり(サービスのフェールオーバーの単位)をリソースグループと呼びます。
- Device Managerサーバのhostsファイル(<Windowsのシステムフォルダ>\system32\drivers\etc\hosts)の編集
Tuning Managerサーバの物理ホスト名と物理IPアドレスを登録します。- Administrator 権限でのログイン
- 次のコマンドを実行して,Hitachi Command Suite製品のサービスをオフラインにします。
<Hitachi Command Suiteのインストールフォルダ>\Base64\ClusterSetup\hcmds64clustersrvstate /soff /r <リソースグループ名>
- soff
- クラスタ管理アプリケーションのリソースグループに登録されたHitachi Command Suite製品のサービスをオフラインにして,フェールオーバーを抑止するためのオプションです。
- r
- リソースグループ名を指定します。
- htmsetupコマンドを実行します。
- メニューが表示されたら,1(Configure the settings for remote connection)を指定します。
- ポート番号(有効値:5001~65535,デフォルト値:24230)を指定します。
設定が完了すると,HiRDBが起動されます。Windowsファイアウォールの例外登録も設定されます。- Hitachi Command Suite製品のサービスを停止します。
- Hitachi Command Suite製品のサービスを登録しているグループを待機系に移動します。
- 待機系ノードでhtmsetupコマンドを実行します。
実行系ノードと同じ設定にしてください。- Hitachi Command Suite製品のサービスを停止します。
- 次のコマンドを実行して,リソースグループおよびHitachi Command Suite製品のサービスをオンラインにします。
<Hitachi Command Suiteのインストールフォルダ>\Base64\ClusterSetup\hcmds64clustersrvstate /son /r <リソースグループ名>
- son
- クラスタ管理アプリケーションに設定されたリソースグループをオンラインにして,フェールオーバーを有効にするためのオプションです。
- r
- リソースグループ名を指定します。
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