Hitachi Command Suite システム構成ガイド

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6.2.1 ストレージシステムの性能情報を収集するためのシステム構成

ストレージシステムの性能情報を収集するには,Tuning ManagerサーバやTuning Manager - Agent for RAIDを設置する必要があります。

図6-1 ストレージシステムの性能情報を収集するためのシステム構成例

[図]

ストレージシステムや各マシンで必要な設定を次に示します。

ストレージシステム
Tuning Manager - Agent for RAIDがストレージシステムの性能情報を収集できるように,ストレージシステムでの設定が必要です。

性能情報を収集するホスト
次の設定が必要です。
  • Tuning Manager - Agent for RAIDおよび前提プログラムのインストール
  • 監視対象ストレージシステムごとのインスタンス環境の設定
  • Tuning Managerサーバのインストールマシン(接続先PFM - Manager)の設定(Tuning ManagerサーバとTuning Manager - Agent for RAIDが異なるマシンにインストールされている場合)
設定が完了したら,jpcspm startコマンドを実行して,Tuning Manager - Agent for RAIDのインスタンスを起動します。Tuning Manager - Agent for RAIDは,インスタンスの起動後から性能情報の収集を開始します。なお,初回のデータ取得には最大1時間掛かることがあります。
Tuning Manager - Agent for RAIDの設定方法については,マニュアル「Hitachi Command Suite Tuning Manager - Agents」を参照してください。

管理サーバ

Device Managerサーバ
Tuning Managerとの連携に関するプロパティの設定が必要です。設定が完了したら,Device Manager GUI/CLIで監視対象のストレージシステムをリフレッシュします。
必要に応じて,Tuning Managerサーバとのリモート接続や,ヘルスチェック結果をEメール通知するための設定などを実施します。

Tuning Managerサーバ
Tuning Managerサーバおよび前提プログラムのインストールが必要です。
Device ManagerサーバとTuning Managerサーバが異なるマシンにインストールされている場合は,Tuning ManagerサーバがDevice Managerサーバに接続できるように設定します。
Tuning Managerサーバの設定方法については,マニュアル「Hitachi Command Suite Tuning Manager インストールガイド」を参照してください。

管理クライアント
分析]タブからTuning ManagerのPerformance Reporterをラウンチする場合は,レポート定義ファイルをインポートします。

SMTPサーバ
ヘルスチェック結果をEメール通知する場合は,Device ManagerサーバがSMTPサーバに接続できるように,SMTP認証の設定が必要です。

関連タスク

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