Hitachi Command Suite システム構成ガイド
Device Managerサーバのサーバ証明書をDevice Managerエージェントのトラストストアーにインポートするには,hdvmagt_settingコマンドを使用します。
hdvmagt_settingコマンドで次の設定ができます。
- Device Managerサーバのサーバ証明書がDevice Managerエージェントのトラストストアーにインポートされます。
- Device Managerエージェントの次のプロパティファイルが設定されます。
- server.server.ssl.hdvm
trueを設定します。- server.server.serverPort
SSL通信用のポート番号を設定します。
- Administrator 権限(Windowsの場合)またはroot(UNIXの場合)でのログイン
- サーバ証明書の入手
管理サーバで作成されたサーバ証明書を安全な方法で取得します。
- Device Managerサーバのサーバ証明書
暗号化通信のテストなどの目的で自己署名証明書を使用する場合は,トラストストアーファイル(HiCommandCerts)からサーバ証明書をエクスポートしておく必要があります。- 次の情報の確認
- Device Managerエージェントのトラストストアーへのアクセスパスワード(デフォルトパスワードを変更している場合)
- Device Managerサーバのポート番号
Device Managerサーバのserver.propertiesファイルにあるserver.http.portプロパティ(Device Managerサーバと非SSLで通信している場合)またはserver.https.portプロパティ(Device ManagerサーバとSSLで通信している場合)で確認できます。- Device Managerエージェント用のユーザーIDとパスワード
Device ManagerのPeerGroupに所属している必要があります。
- 次のコマンドを実行して,対話形式でSSL通信の設定をします。
- Windowsの場合:
- <Device Managerエージェントのインストールフォルダ>\bin\hdvmagt_setting
- Linuxの場合:
- <Device Managerエージェントのインストールディレクトリ>/bin/hdvmagt_setting
- Solaris,またはHP-UXの場合:
- /opt/HDVM/HBaseAgent/bin/hdvmagt_setting
- AIXの場合:
- /usr/HDVM/HBaseAgent/bin/hdvmagt_setting
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