Hitachi Command Suite システム構成ガイド

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5.5.11 Hitachi Command Suite共通コンポーネントのトラストストアーへの証明書のインポート

証明書をトラストストアー(ldapcacertsまたはjssecacerts)にインポートするには,hcmds64keytoolユーティリティ(Windowsの場合)またはkeytoolユーティリティ(Linuxの場合)を使用します。

前提条件

操作手順

  1. 次のコマンドを実行します。

    Windowsの場合:
    Hitachi Command Suiteのインストールフォルダ>\Base64\bin\hcmds64keytool -import -alias <エイリアス名> -file <証明書> -keystore <トラストストアーファイル名> -storepass <トラストストアーへのアクセスパスワード

    Linuxの場合:
    Hitachi Command Suiteのインストールディレクトリ>/Base64/uCPSB/jdk/bin/keytool -import -alias <エイリアス名> -file <証明書> -keystore <トラストストアーファイル名> -storepass <トラストストアーへのアクセスパスワード
    • alias:トラストストアー内で証明書を識別するための名称を指定します。
      サーバ証明書が複数ある場合は,トラストストアー内で使用されていない任意のエイリアス名を指定してください。
    • file:証明書を指定します。
    • keystore:インポート先のトラストストアーファイルのパスを指定します。存在しない場合は,自動的に作成されます。
      LDAPディレクトリサーバのサーバ証明書は,ldapcacertsにインポートすることをお勧めします。ほかのプログラムと証明書を共有する場合はjssecacertsにインポートしてもかまいません。
      Replication ManagerサーバとDevice Managerサーバ間,またはTuning ManagerサーバとDevice Managerサーバ間の通信で使用する証明書は,jssecacertsにインポートしてください。
    • storepass:トラストストアーへのアクセスパスワードを指定します。
    重要
    • hcmds64keytoolユーティリティまたはkeytoolユーティリティで,トラストストアー内のユニーク名,トラストストアーのファイル名,およびパスワードを指定するときには,次の点に注意してください。
      ・ファイル名には次の記号を使用しないでください。
      : , ; * ? " < > | -
      ・ファイル名は255バイト以内の文字列にしてください。
      ・トラストストアー内のユニーク名,およびパスワードには引用符(")を含めないでください。
  2. Hitachi Command Suite製品のサービスを再起動します。

関連タスク

関連参照

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