Hitachi Command Suite システム構成ガイド

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5.5.10 Tiered Storage Manager CLIの実行マシンでのSSL/TLSの有効化

Tiered Storage Managerサーバのトラストストアーファイル(TieredStorageManagerCerts)の格納場所を環境変数HTSM_CLI_CERTS_PATHに設定します。

また,htsmcli.propertiesファイルにhtsmserver.locationプロパティやoption.secureプロパティを設定しておくと,Tiered Storage Manager CLIを実行する際に,Tiered Storage Managerサーバのロケーションやsecures)オプションの指定を省略できます。

前提条件

操作手順

  1. 環境変数HTSM_CLI_CERTS_PATHに,トラストストアーファイルの絶対パス(ファイル名を含む)を指定します。
    サーバ証明書の格納先ディレクトリをカレントディレクトリにしてTiered Storage Manager CLIを実行する運用の場合は,HTSM_CLI_CERTS_PATHの設定は省略できます。
  2. htsmcli.propertiesファイルの設定を変更します。
    • htsmserver.locationプロパティ
      Tiered Storage Managerサーバのロケーションを次の形式で指定します。
      htsmserver.location=rmi://<管理サーバのIPアドレスまたはホスト名>:<Tiered Storage ManagerサーバのSSL通信用のポート番号>/HTSMServer
    • option.secureプロパティ
      trueを設定します。雛型にはoption.secureプロパティが記載されていないため,次のとおり追記してください。
      #####  OPTIONS ####
      option.secure=true

関連タスク

関連参照

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