Hitachi Command Suite システム構成ガイド

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2.3.4 Device ManagerおよびTiered Storage Managerでのファイアウォールの例外登録(Red Hat Enterprise Linux 7またはOracle Linux 7)

firewalldサービスの管理コマンドであるfirewall-cmdコマンドを使用して,ゾーンを適用したポートに対し,Hitachi Command Suiteで使用されるポート番号を指定します。

操作手順

  1. ゾーンを適用したポートに対し,有効にするサービス名を指定します。
    デフォルトゾーンにサービス名を指定し,OS再起動後も設定を有効にする例を次に示します。
    firewall-cmd --permanent --add-service=サービス名
    • <サービス名>
      非SSL通信の場合はhttp,SSL通信の場合はhttpsを指定します。
  2. ゾーンを適用したポートに対し,通信を許可するポート番号として,Hitachi Command Suiteで使用されるポート番号,およびそのポート番号とのプロトコルの組み合わせを指定します。
    デフォルトゾーンにポート番号とプロトコルの組み合わせを指定し,OS再起動後も設定を有効にする例を次に示します。
    firewall-cmd --permanent --add-port=ポート番号/プロトコル
    • ポート番号
      Hitachi Command Suiteで使用されるポート番号を指定します。
    • プロトコル
      tcpまたはudpを指定します。

関連参照

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