Hitachi Command Suite システム構成ガイド

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1.6 通常ホストのシステム要件

Host Data Collectorで管理する場合,Device Managerへの登録前に各通常ホストでの環境設定が必要です。

重要
  • ホストのOSがLinuxでDevice-Mapperマルチパス機能(DM-Multipath)を使用する場合,/etc/multipath.confファイルのmultipathsセクションで,alias属性にマルチパスデバイスの別名を設定するときは,次の文字を使用してください。
    AZ az 09 - _ . @
  • Host Data Collectorを使用して,ストレージシステムで256以上のLUNを認識するLinuxホストを登録すると,KAIC03006-Eのエラーメッセージが出力され,操作が失敗します。ホストのOSがLinuxの場合,Host Data Collectorの管理対象ホストで認識するストレージシステムの1ポートごとのLU数は256以下,LUNの範囲は0~255となるように指定してください。
  • Solarisマルチパス機能(MPxIO)が有効なSolarisホストの場合,Host Data Collectorの管理対象ホストで認識するストレージシステムのLUNの範囲は0~255となるように指定してください。LUNが256以上の場合,次の問題が発生します。
    ・LUNが256以上のLDEVの情報が収集されない。
    ・コマンドデバイスのLUNが256以上の場合,Replication Managerでコピーペア構成定義の操作を行ったときに,KAVN00451-Eのエラーメッセージが出力され,操作が失敗する。
この節の構成
1.6.1 通常ホストの前提環境

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