Hitachi Command Suite インストールガイド

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5.11 クラスタ環境でHitachi Command Suiteをアンインストールする（Red Hat Enterprise Linuxの場合）

管理サーバのOSがRed Hat Enterprise Linuxで，クラスタ構成となっている場合にHitachi Command Suiteをアンインストールする手順について説明します。

前提条件

操作手順

  1. 実行系ノードにサービスグループが移動していることを確認します。
    サービスグループが移動していない場合は，実行系ノードにサービスグループを移動してください。

  2. Hitachi Command Suite製品のサービスを停止します。
    サービスの停止については，マニュアル「Hitachi Command Suite システム構成ガイド」を参照してください。

  3. 次のコマンドを実行して，データベースをバックアップします。
    ＜Hitachi Command Suiteのインストール先＞/Base64/bin/hcmds64backups -dir ＜バックアップファイルの格納先ディレクトリ＞ -auto

    dir
    データベースのバックアップファイルを格納するローカルディスク上のディレクトリを絶対パスで指定します。
    dirオプションに指定するディレクトリが空であることを確認してください。

    auto
    Hitachi Command Suite製品のサービスを自動的に起動/停止するオプションです。
    重要
    hcmds64backupsコマンドを実行すると，dirオプションに指定したバックアップファイルの格納先ディレクトリにdatabaseというディレクトリが作成され，データベースのバックアップファイルがbackup.hdbというファイル名で格納されます。

  4. REST APIを使用している場合は，データベースおよび環境設定ファイルをバックアップします。
    操作の詳細は，マニュアル「Hitachi Command Suite Configuration Manager REST API リファレンスガイド」を参照してください。

  5. Hitachi Command Suite製品のサービスを停止します。
    サービスの停止については，マニュアル「Hitachi Command Suite システム構成ガイド」を参照してください。

  6. 実行系ノードでHitachi Command Suiteをアンインストールします。

  7. 実行系ノードで，不要になったファイルやディレクトリ（クラスタ環境内でのインストール中に作成されたファイルやディレクトリなど）をすべて削除します。

  8. 待機系ノードにサービスグループを移動します。

  9. 待機系ノードでHitachi Command Suiteをアンインストールします。

  10. 待機系ノードで，不要になったファイルやディレクトリ（クラスタ環境内でのインストール中に作成されたファイルやディレクトリなど）をすべて削除します。

  11. Hitachi Command Suiteをアンインストールする前にサービスグループから削除したサービスの中に，ほかのHitachi Command Suite製品によって使用されているサービスがある場合，そのサービスを再度登録します。
    登録する手順については，各製品のマニュアルを参照してください。

  12. 次のリソースがほかのアプリケーションによって使用されていない場合は，そのリソースを削除します。
    • クラスタ管理IPアドレス
    • 共有ディスク

  13. Hitachi Command Suite製品のサービスを登録しているサービスグループが不要になった場合は，そのサービスグループも削除します。

  14. 残したサービスグループを継続して使用する場合，サービスグループを起動します。

関連タスク

関連参照

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