Hitachi Command Suite CLI リファレンスガイド
GetReplicationPerformanceDataコマンドでは,性能情報のほかに構成情報やレポートの情報も出力されます。
重要
- 実行結果のエンコーディングはUTF-8です。実行結果を表計算ソフトウェアなどのアプリケーションで使用する場合は,そのアプリケーションが対応できるエンコーディングに変換する必要があります。
図4-6 GetReplicationPerformanceDataコマンドの出力形式
出力される項目について,次に説明します。
- コピーグループの構成情報
コピーグループ名やストレージシステム名など,対象のコピーグループの構成情報が出力されます。- レポートの情報
レポートの出力日時や性能情報の出力期間など,レポートの情報が出力されます。- コピーグループの性能情報
1行目に出力内容を示すタイトル行,2行目以降に10分ごとの書き込み遅延時間(C/Tデルタ)や各メトリックの情報が出力されます。Device Manager CLIで出力できる性能情報は10分単位です。
サマータイムが適用されている場合,性能情報の収集時間はサマータイムに従って調整されます。サマータイム開始時は進めた時間の分だけ性能情報が存在しない状態となり,サマータイム終了時は戻した時間の分だけ性能情報が重複して表示されます。例えば,サマータイム開始時に標準時間を1時間進めた場合の1日のデータ量は,サマータイム開始時は23時間分,サマータイム終了時は25時間分となります。
各メトリックの詳細については,マニュアル「Hitachi Command Suite ユーザーズガイド」を参照してください。
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