Hitachi Command Suite CLI リファレンスガイド

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4.1.26 DeleteLogicalUnit

DeleteLogicalUnitコマンドは,LUと対応するLDEVをストレージシステムから削除します。VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデル,VSP Fx00モデル,Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VM,Hitachi USP,およびHUS VMでは,複数の論理ユニットを一括して削除できます。

重要
  • VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデル,VSP Fx00モデル,Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VM,またはHUS VMの場合,シャーシ番号が65~96または16485~16516のパリティグループは論理ユニットを削除することはできません。シャーシ番号が65~96または16485~16516の場合,そのパリティグループはV-VOLであることを示しています。
  • Hitachi USPの場合,シャーシ番号が65~96のパリティグループは論理ユニットを削除することはできません。シャーシ番号が65~96の場合,そのパリティグループはV-VOLであることを示しています。

パラメーター

表4-29 DeleteLogicalUnitコマンドのパラメーター

パラメーター名 指定のレベル 説明
serialnum 必須 LUのストレージシステムのシリアル番号
model 必須 LUのストレージシステムのモデル
devnum 任意 LUのデバイス番号

VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデル,VSP Fx00モデル,Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VM,およびHUS VMの場合:
10進数,またはコロンで区切った16進数「ww:xx:yy」で指定します。wwはLDKC番号,xxはCU番号,yyはLDEV番号です。ここで,wwは省略できます。wwを省略した場合,LDKC番号は0と見なされます。

Hitachi USPの場合:
10進数,またはコロンで区切った16進数「xx:yy」で指定します。xxはCU番号,yyはLDEV番号です。

そのほかのストレージシステムの場合:
10進数で指定します。
実行結果は10進数で出力されます。
devnumまたはdevnumsのどちらか一方を必ず指定してください。また,これらのパラメーターを同時には指定しないでください。同時に指定するとエラーとなります。
devnums 任意
(VSP 5000シリーズ
VSP G1000
VSP G1500
VSP F1500
VSP Gx00モデル
VSP Fx00モデル
Virtual Storage Platform
Universal Storage Platform V/VM
Hitachi USP
HUS VM)
LUのデバイス番号

VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデル,VSP Fx00モデル,Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VM,およびHUS VMの場合:
10進数,またはコロンで区切った16進数「ww:xx:yy」で指定します。wwはLDKC番号,xxはCU番号,yyはLDEV番号です。ここで,wwは省略できます。wwを省略した場合,LDKC番号は0と見なされます。

Hitachi USPの場合:
10進数,またはコロンで区切った16進数「xx:yy」で指定します。xxはCU番号,yyはLDEV番号です。
複数指定する場合は,コンマで区切ります。
実行結果は10進数で出力されます。
devnumまたはdevnumsのどちらか一方を必ず指定してください。また,これらのパラメーターを同時には指定しないでください。同時に指定するとエラーとなります。
複数のLUを一括で削除する場合,エミュレーションタイプがOPEN-VのLUだけを指定してください。

事前に取得するパラメーター値

serialnumおよびmodel
GetStorageArrayコマンドの実行結果から取得してください。実行結果のarrayType値またはdisplayArrayType値をパラメーターmodelに指定してください。serialNumber値をパラメーターserialnumに指定してください。

devnumまたはdevnums
GetStorageArray (subtarget=LogicalUnit)コマンドの実行結果から取得してください。このコマンドを実行するときには,パラメーターmodelとパラメーターserialnumだけを指定し,パラメーターsubtargetにはLogicalUnitを指定してください。実行結果では,devNum値がAn instance of LogicalUnitに表示されます。このdevNum値をパラメーターdevnumまたはdevnumsとして指定してください。

コマンド実行例

HiCommandCLI DeleteLogicalUnit -o "D:\logs\DeleteLogicalUnit.log" 
"serialnum=10182" "model=VSP G1000" "devnum=1"

コマンド実行結果

RESPONSE:
(Command completed; empty list returned)

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