Hitachi Command Suite CLI リファレンスガイド

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4.1.27 DeleteLUSE

DeleteLUSEコマンドは,ストレージシステムにある,LUSEボリュームを削除します。

重要
このコマンドは,VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデル,およびVSP Fx00モデルでは使用できません。

パラメーター

表4-30 DeleteLUSEコマンドのパラメーター

パラメーター名 指定のレベル 説明
serialnum 必須 LUSEボリュームを削除するストレージシステムのシリアル番号
model 必須 LUSEボリュームを削除するストレージシステムのモデル
devnum 必須 削除対象のLUSEボリュームを特定するために使用されるデバイス番号

Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VM,およびHUS VMの場合:
10進数,またはコロンで区切った16進数「ww:xx:yy」で指定します。wwはLDKC番号,xxはCU番号,yyはLDEV番号です。ここで,wwは省略できます。wwを省略した場合,LDKC番号は0と見なされます。

Hitachi USPの場合:
10進数,またはコロンで区切った16進数「xx:yy」で指定します。xxはCU番号,yyはLDEV番号です。

そのほかのストレージシステムの場合:
10進数で指定します。
LUSEデバイス番号はストレージシステムで有効な値にする必要があります。
実行結果は10進数で出力されます。

事前に取得するパラメーター値

serialnumおよびmodel
GetStorageArrayコマンドの実行結果から取得してください。実行結果のarrayType値またはdisplayArrayType値をパラメーターmodelに指定してください。serialNumber値をパラメーターserialnumに指定してください。

devnum
GetStorageArray (subtarget=LogicalUnit)コマンドの実行結果から取得してください。このコマンドを実行するときには,パラメーターmodelとパラメーターserialnumだけを指定し,パラメーターsubtargetにはLogicalUnitを指定してください。isComposite=1またはpath=falseで特定される論理ユニットは,これがパスを持たないLUSEボリュームであることを示しています。実行結果では,関連する論理ユニットのdevNum値は,An instance of LogicalUnitの下に表示されます。このdevNum値をパラメーターdevnumとして指定してください。

コマンド実行例

HiCommandCLI DeleteLUSE -o "D:\logs\DeleteLUSE.log" 
"serialnum=53039" "model=VSP" "devnum=209"

コマンド実行結果

RESPONSE:
(Command completed; empty list returned)

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