Hitachi Command Suite ユーザーズガイド

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6.6.1 コピートポロジーを作成する（Universal Replicator/TrueCopy）

Universal ReplicatorまたはTrueCopyのリモートコピーのコピーペアを設定して，コピートポロジーを作成します。3DCカスケード，3DCマルチターゲットなどのコピートポロジー種別を最初に選択することで，選択した構成に必要な項目をウィザードに従って設定できます。同時にShadowImageやThin Imageのローカルコピーも設定できます。

事前に確認しておく情報

事前に完了しておく操作

コピートポロジーを作成するには

  1. ［レプリケーション］タブのコピートポロジーの一覧で，［コピートポロジー作成］ボタンをクリックします。

  2. イントロダクションの画面で［次へ］ボタンをクリックします。

  3. コピートポロジー種別の選択画面で，作成したい構成を選択します。

  4. コピートポロジーの作成ウィザードで，正ボリュームを設定する［サイト ストレージシステム］アイコンをクリックして，ストレージシステム選択ダイアログを表示し，正ボリュームを設定するストレージシステムを指定します。

  5. 正ボリュームを設定するために，［ボリューム］アイコンをクリックして，ボリューム選択ダイアログを表示し，正ボリュームに指定できるボリュームの一覧から，対象のボリュームを選択します。

  6. 副ボリュームを設定する［サイト ストレージシステム］アイコンをクリックして，ストレージシステムの選択ダイアログで，副ボリュームを設定するストレージシステムを指定します。

  7. 副ボリュームを指定するために，［ボリューム］アイコンをクリックして，ボリューム選択ダイアログを表示します。
    新規にボリュームを作成して使用する場合は，副ボリュームを作成するDPプールを指定し，LUNパスを設定します。
    既存のボリュームを使用する場合は，正ボリュームとコピーペアにしたい副ボリュームを一覧から選択します。
    3DC構成のコピートポロジーを設定する場合は，必要に応じて，手順6と手順7を繰り返します。

  8. 正ストレージシステムと副ストレージシステム間のコピーグループを設定します。
    ［コピーグループ］アイコンをクリックして，リモートコピーグループ設定ダイアログを表示します。
    必要な項目を入力して，［OK］ボタンをクリックします。

  9. バックアップやディザスタリカバリーのテストなどを実施するためにローカルコピーを追加する場合は，［ローカルコピー追加］アイコンをクリックして，コピーグループおよび副ボリュームを設定します。

  10. コピートポロジーの作成ウィザードで［次へ］ボタンをクリックします。
    プランを確認し，問題がなければ実行します。
    実行したプランがタスクとして登録されます。

  11. ［タスク&アラート］タブで，タスクの実行結果を確認します。

作成したコピートポロジーを使用して，ペア状態を確認したり変更したりできるようになります。

参考
  • タスクは，スケジュールを設定して，あとで実行することもできます。
  • 副ボリュームを選択する場合で，ホストグループまたはiSCSIターゲットを新規に作成するとき，正側と同じホストモードおよびホストモードオプションがデフォルトで設定されます。正側と異なる設定にしたい場合は，［正側と同じホストモード/ホストモードオプションを設定する。］チェックボックスの選択を解除してください。その場合は，ホストモードがStandardで作成されホストモードオプションは付与されないため，［リソース］タブでLUNパス編集機能を使用して変更してください。
  • 副ボリュームを選択する場合，ボリューム選択ダイアログの［使用済み容量］に［不明］が表示されるときは，ペア管理サーバがまだ設定されていないか，またはDevice Managerとペア管理サーバのDevice Managerエージェント間の通信が失敗しているおそれがあります。

関連項目

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