Hitachi Command Suite ユーザーズガイド
ファイルサーバ(Hitachi Virtual File PlatformおよびHitachi Capacity Optimization)へのボリュームの割り当て,ファイルシステムの作成およびファイル共有の作成を一括で実行できます。ファイルサーバに割り当て済みのボリュームを使用して,ファイルシステムを作成することもできます。
- 対象のクラスタ名
- 対象のファイルサーバ名
- 作成するファイルシステムの名称および容量
- ファイル共有に使用するプロトコル(ファイル共有を作成する場合)
- Device Managerと同じサーバへの,Hitachi File Services Manager v3.2以降のインストール
- 対象のストレージシステムの登録
- Device Managerへのファイルサーバの登録(参考:3.4.3 ファイルサーバを登録する)
- 割り当て済みのボリュームを使用する場合,ファイルサーバとボリュームの間に,同じホストグループに属する交替パスが設定されていること
ファイルサーバの環境設定の要件については,マニュアル「Hitachi Command Suite システム構成ガイド」を参照してください。
ファイルシステムを作成するには(Hitachi File Services Manager v3.2以降)
- [リソース]タブのツリービューから[ファイルサーバ]を選択します。
- サーバ/クラスタ一覧から対象のクラスタの行を選択し,[ファイルシステム作成]ボタンをクリックします。
ファイルサーバに割り当て済みのボリュームを使用する場合は,ツリービューで対象のクラスタを選択し,[ボリューム一覧]タブで対象のボリュームを選択して[ファイルシステム作成]ボタンをクリックします。- 必要な項目を指定し,[プラン確認]ボタンをクリックします。
指定した条件に合致する,ファイルシステム作成のプランが表示されます。- プランを確認し,問題がなければ実行します。
実行したプランがタスクとして登録されます。- [タスク & アラート]タブで,タスクの実行結果を確認します。
作成されたファイルシステムは,対象のクラスタを選択して表示される[ファイルシステム一覧]タブで,ファイル共有は,対象のファイルシステムを選択して表示される[共有一覧]タブで確認できるようになります。
参考
- 作成したファイルシステムを削除する場合は,ファイルシステムの一覧で対象のファイルシステムの行を選択し,[ファイルシステム削除]ボタンをクリックします。
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