Hitachi Command Suite ユーザーズガイド
ファイルサーバがNAS Platform v12.2未満の場合に,ストレージプールの容量が不足したとき,Device Managerの画面からSystem Management Unit(SMU) のダイアログを起動して,作成済みのストレージプールを拡張します。
- 対象のクラスタ名(クラスタ構成の場合)
- 対象のファイルサーバ名(非クラスタ構成の場合)
- 対象のストレージプールの名称
- ストレージプールに追加する容量
- Device Managerへのファイルサーバの登録(参考:3.4.3 ファイルサーバを登録する)
- ファイルサーバへのボリュームの割り当て(参考:5.8.5 ファイルサーバを指定してボリュームを割り当てる)
ストレージプールを拡張するには(NAS Platform v12.2未満)
- [リソース]タブのツリービューから[ファイルサーバ]を選択します。
- ツリーを展開して,対象のクラスタまたはファイルサーバを選択します。
- [操作]プルダウンメニューから,[システムドライブ管理]を選択します。
- 表示されるSMUのダイアログで,必要なシステムドライブにアクセスできるように設定を変更します。
Device Managerの [システムドライブ一覧]タブにある,対象のシステムドライブの[アクセス]列に「Allowed」が表示されます。- Device Managerの[操作]プルダウンメニューから,[システムドライブグループ作成]を選択します。
対象のシステムドライブと同じパリティグループやDPプールに属しているシステムドライブが,すでに存在するシステムドライブグループに含まれている場合は,[システムドライブグループ管理]を選択して,そのシステムドライブグループに対象のシステムドライブを追加します。- 表示されるSMUのダイアログで,操作を実行します。
- Device Managerの[ストレージプール一覧]タブで,対象のストレージプールの行を選択し,[ストレージプール管理]ボタンをクリックします。
- 表示されるSMUのダイアログで,操作を実行します。
SMUのダイアログでの操作手順や項目の説明については,SMUのオンラインヘルプを参照してください。Device Managerで対象のクラスタまたはファイルサーバを選択して表示される[ストレージプール一覧]タブで,ストレージプールが拡張されたことを確認できます。
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