Hitachi Command Suite ユーザーズガイド

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5.8.5 ファイルサーバを指定してボリュームを割り当てる

ファイルサーバを指定してボリュームを割り当てます。クラスタ構成の場合,クラスタ内のファイルサーバ(ノード)に一括でボリュームを割り当てることもできます。

使用するボリュームを階層から選択する場合は,Tiered Storage Managerのライセンスの登録が必要です。

事前に確認しておく情報

上記以外にも,ドライブタイプやパリティグループなど,運用環境に応じて指定したい条件がある場合には,それらも確認しておいてください。

ファイルサーバを指定してボリュームを割り当てるには

  1. リソース]タブで[ファイルサーバ]を選択します。
  2. サーバ/クラスタ一覧で,ボリュームを割り当てるクラスタまたはファイルサーバを選択し,[ボリューム割り当て]ボタンをクリックします。
  3. 必要な項目を指定し,[プラン確認]ボタンをクリックします。
    指定した条件に合致する,ボリュームの割り当てのプランが表示されます。
  4. プランを確認し,問題がなければ実行します。
    実行したプランがタスクとして登録されます。
  5. タスク & アラート]タブで,タスクの実行結果を確認します。

割り当てたボリュームは,[リソース]タブのツリービューからクラスタまたはファイルサーバを選択して確認できるようになります。

参考
  • タスクは,スケジュールを設定して,あとで実行することもできます。
  • NAS Platform v12.2以降と連携している場合に,ストレージプールの作成や拡張のためにボリュームを割り当てるときは,ストレージプールの作成または拡張ダイアログを使うことをお勧めします。ストレージプール構築のベストプラクティスに従い,Device Managerが自動でボリューム構成やLUNパス構成などを設定してボリュームを割り当てます。

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