Hitachi Command Suite ユーザーズガイド

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4.2.1 ユーザー管理とは

Hitachi Command Suite(HCS)を使用するユーザーを登録し,ユーザーの操作範囲に応じた権限やロールを設定します。

HCSをインストールすると,次のアカウントがデフォルトで設定されます。

新規に登録するユーザーには,役割に応じて,HCS製品ごとに参照,実行など操作の範囲を制限するための操作権限を設定します。

重要
HCS製品共通のユーザーを管理するための権限(User Management)は,HCSの操作権限およびすべてのロールと組み合わせて設定できます。 User Management(Admin)の権限でできる操作は次のとおりです。
  • すべてのHCS 製品のユーザー設定
  • Device Manager およびTiered Storage Manager (GUI) 用のユーザーグループ作成
  • ユーザグループへのリソースとロール割り当て
  • ユーザーグループ情報およびユーザー情報のCSV 出力
  • すべてのHCS 製品のセキュリティ設定

ユーザーアカウントの認証をHCS以外のアプリケーションと一元化する場合,外部認証サーバと連携します。連携する外部認証サーバには,LDAPディレクトリサーバ,RADIUSサーバ,またはKerberosサーバがあります。外部認証サーバと連携するとき,外部認可サーバとしてActive Directoryを併用すると,各ユーザーの権限が外部認可サーバに登録されているActive Directoryのグループ(認可グループ)単位で管理されるようになります。これによって,各ユーザーの権限をグループ単位で一括して設定できます。認可グループに設定した権限は,そのネストグループに属するユーザーにも適用されます。外部認証サーバおよび外部認可サーバと連携するための管理サーバでの設定方法については,マニュアル「Hitachi Command Suite システム構成ガイド」を参照してください。

関連項目

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