Hitachi Command Suite ユーザーズガイド
ホストの統廃合などによって管理が不要となった場合は,登録したホストを削除してDevice Managerの管理対象から除外します。
このとき,ホストに加えて,対象のホストに割り当てられているボリュームやパスの設定情報など,関連するストレージリソースも削除できます。必要に応じて,次の操作を実行します。
- ボリューム割り当て解除
- ホストグループまたはiSCSIターゲット削除
- LUSEボリューム解除
- 仮想LDEV ID削除(仮想IDが設定されたストレージリソースを管理する場合)
- ボリューム削除
- データシュレッディング(シュレッディングできない場合はフォーマット)
global-active deviceペアボリュームが割り当てられている場合は,次の情報も同時に削除されます。
- コピーペア構成定義
- コピーグループ構成定義
- 構成定義ファイル
これらの操作を自動で実行することで,ホストの廃棄に伴うストレージリソースの削除作業を簡略化できます。ただし,ほかのホストに割り当てられているストレージリソースは削除されません。
重要
- ホストに関連するストレージリソースを削除する場合,ボリューム上に必要なデータが残っていないことを確認してください。
参考
- Device Managerエージェントを使用して情報を取得しているホストをDevice Managerの管理対象から除外する場合は,対象のホストでDevice Managerエージェントをアンインストールしてから,Device Managerでホストを削除します。
- Device ManagerとCompute Systems Managerのホストの情報を同期させている場合,Device Managerで実施したホストの削除は,Compute Systems Managerには反映されません。
- VMware vCenter Serverで管理している仮想化サーバが1台もなくなった場合は,そのVMware vCenter Serverは[vCenter]タブのVMware vCenter Server一覧から自動的に削除されます。
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