Hitachi Command Suite ユーザーズガイド
ストレージシステム名,IPアドレス(VSP Gx00モデルまたはVSP Fx00モデルの場合,SVPのIPアドレス),Hitachi Command Suite(HCS)でのユーザーアカウント認証など,HCSに登録済みのストレージシステムの設定を変更します。
ストレージシステムのユーザーアカウントおよびパスワードを変更する場合は,Storage Navigatorで変更したあと,次の手順に従ってHCSに登録した情報も変更する必要があります。
VSP 5000シリーズ,VSP Gx00モデルまたはVSP Fx00モデルで,Storage Navigator,RAID Managerまたはmaintenance utilityなどでストレージシステムにログインするときのユーザーアカウントをHCSで認証する設定を有効にする場合は,そのほかの項目に変更がないときでも,この操作を実行してください。
重要
- NASモジュールを搭載したVSP G400,G600,G800またはVSP F400,F600,F800を登録する場合,83-03-2X-XX/XXよりも前のマイクロバージョンで作成したアカウントを83-03-2X-XX/XX以降にアップデートしたあとでそのまま使用するときは,そのアカウントのパスワードを変更する必要があります。変更していない場合,NASモジュールに対する操作を実施できないおそれがあります。
参考
- VSP Gx00モデルまたはVSP Fx00モデルでストレージシステム(コントローラ)のIPアドレスを変更したときは,SVP上でストレージシステム(コントローラ)のIPアドレスの設定を変更したあと,ストレージシステムの情報を更新する必要があります。
- VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデルまたはVSP Fx00モデルで下記の現象が発生した場合,この操作をしてください。その際,項目の変更は不要です。そのまま実行してください。
・HCS で管理しているアカウントを使用して,Storage Navigator,RAID Managerおよびほかのストレージシステム管理ツールにログインできない。
・Device Manager GUIからStorage Navigatorを起動できない(VSP 5000シリーズ,VSP Gx00モデルまたはVSP Fx00モデルの場合)
・Device Manager GUIからmaintenance utilityを起動できない(VSP Gx00モデルまたはVSP Fx00モデルの場合)
上記の現象は,次の場合に発生することがあります。
・Device Managerを1日以上停止した場合。
・Device Manager GUI以外(Device Manager CLIなど)から登録したVSP 5000シリーズ,VSP Gx00モデルまたはVSP Fx00モデルの場合。ストレージシステムの設定を変更するには
- [管理]タブで[管理リソース]を選択します。
- [ストレージシステム]タブで対象のストレージシステムを選択し,[ストレージシステム編集]ボタンをクリックします。
- 必要な項目を指定し,処理を実行します。
[データ収集タスク]タブの一覧にタスクが登録されます。- タスクの[状態]欄で,実行結果を確認します。
ストレージシステムの一覧で,編集した内容が反映されたことを確認できるようになります。
All Rights Reserved. Copyright© 2014, 2020, Hitachi, Ltd.