Hitachi Command Suite ユーザーズガイド

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3.2.5 ストレージシステムの設定を変更する

ストレージシステム名,IPアドレス(VSP Gx00モデルまたはVSP Fx00モデルの場合,SVPのIPアドレス),Hitachi Command Suite(HCS)でのユーザーアカウント認証など,HCSに登録済みのストレージシステムの設定を変更します。

ストレージシステムのユーザーアカウントおよびパスワードを変更する場合は,Storage Navigatorで変更したあと,次の手順に従ってHCSに登録した情報も変更する必要があります。

VSP 5000シリーズ,VSP Gx00モデルまたはVSP Fx00モデルで,Storage Navigator,RAID Managerまたはmaintenance utilityなどでストレージシステムにログインするときのユーザーアカウントをHCSで認証する設定を有効にする場合は,そのほかの項目に変更がないときでも,この操作を実行してください。

重要
NASモジュールを搭載したVSP G400,G600,G800またはVSP F400,F600,F800を登録する場合,83-03-2X-XX/XXよりも前のマイクロバージョンで作成したアカウントを83-03-2X-XX/XX以降にアップデートしたあとでそのまま使用するときは,そのアカウントのパスワードを変更する必要があります。変更していない場合,NASモジュールに対する操作を実施できないおそれがあります。
参考
  • VSP Gx00モデルまたはVSP Fx00モデルでストレージシステム(コントローラ)のIPアドレスを変更したときは,SVP上でストレージシステム(コントローラ)のIPアドレスの設定を変更したあと,ストレージシステムの情報を更新する必要があります。
  • VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデルまたはVSP Fx00モデルで下記の現象が発生した場合,この操作をしてください。その際,項目の変更は不要です。そのまま実行してください。
    ・HCS で管理しているアカウントを使用して,Storage Navigator,RAID Managerおよびほかのストレージシステム管理ツールにログインできない。
    ・Device Manager GUIからStorage Navigatorを起動できない(VSP 5000シリーズ,VSP Gx00モデルまたはVSP Fx00モデルの場合)
    ・Device Manager GUIからmaintenance utilityを起動できない(VSP Gx00モデルまたはVSP Fx00モデルの場合)
    上記の現象は,次の場合に発生することがあります。
    ・Device Managerを1日以上停止した場合。
    ・Device Manager GUI以外(Device Manager CLIなど)から登録したVSP 5000シリーズ,VSP Gx00モデルまたはVSP Fx00モデルの場合。

ストレージシステムの設定を変更するには

  1. 管理]タブで[管理リソース]を選択します。
  2. ストレージシステム]タブで対象のストレージシステムを選択し,[ストレージシステム編集]ボタンをクリックします。
  3. 必要な項目を指定し,処理を実行します。
    データ収集タスク]タブの一覧にタスクが登録されます。
  4. タスクの[状態]欄で,実行結果を確認します。

ストレージシステムの一覧で,編集した内容が反映されたことを確認できるようになります。

関連項目

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