Compute Systems Manager Software 導入・設定ガイド(Web Version)

[目次][索引][前へ][次へ]


10.3.3 Java VMのスレッドダンプを採取する

次に示す問題が発生した場合,原因を見つけるために管理サーバでJava VMスレッドダンプを採取します。

次の2種類のJava VMスレッドダンプを採取します。

重要
Oracle JDKなど,Compute Systems Managerに同梱されていないJDKに切り替えて使用している場合,Java VMスレッドダンプは出力するたびに上書きされます。HiCommand.logファイルおよびComputeSystemsManagerWebService.logファイルを出力したら,別名で保存して退避してください。

  1. 次のフォルダに,dumpという名前のファイルを作成します。
    Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールフォルダ\CC\web\containers\HiCommand
  2. Windowsの[サービス]ダイアログから,HBase Storage Mgmt Common Serviceを停止します。
    次のフォルダにログファイルが格納されます。
    Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールフォルダ\CC\web\containers\HiCommand
    格納されるログファイルの名称は,使用しているJDKによって異なります。
    • Compute Systems Managerに同梱されているJDKを使用している場合:javacorexxx.xxxx.txt
    • Compute Systems Managerに同梱されているJDK以外(Oracle JDKなど)に切り替えて使用している場合:HiCommand.log
  3. サービス]ダイアログから,HBase Storage Mgmt Common Serviceを開始します。
  4. 次のフォルダに,dumpという名前のファイルを作成します。
    Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールフォルダ\CC\web\containers\ComputeSystemsManagerWebService
  5. Windowsの[サービス]ダイアログから,HCS Compute Systems Manager Web Serviceを停止します。
    次のフォルダにログファイルが格納されます。
    Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールフォルダ\CC\web\containers\ComputeSystemsManagerWebService
    格納されるログファイルの名称は,使用しているJDKによって異なります。
    • Compute Systems Managerに同梱されているJDKを使用している場合:javacoreyyy.yyyy.txt
    • Compute Systems Managerに同梱されているJDK以外(Oracle JDKなど)に切り替えて使用している場合:ComputeSystemsManagerWebService.log
  6. サービス]ダイアログから,HCS Compute Systems Manager Web Serviceを開始します。
    Java VMスレッドダンプが出力されます。Java VMスレッドダンプのファイル名称は,使用しているJDKによって異なります。
    • Compute Systems Managerに同梱されているJDKを使用している場合:javacorexxx.xxxx.txtおよびjavacoreyyy.yyyy.txt
    • Compute Systems Managerに同梱されているJDK以外(Oracle JDKなど)に切り替えて使用している場合:HiCommand.logおよびComputeSystemsManagerWebService.log
    dumpという名前のファイルは,Java VMスレッドダンプ出力時に削除されます。

Java VMスレッドダンプが採取されます。

関連項目

[目次] [前へ] [次へ]


All Rights Reserved. Copyright© 2013, Hitachi, Ltd.