Compute Systems Manager Software 導入・設定ガイド(Web Version)

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9.9.3 クラスタ環境でデータベースをエクスポートする

クラスタ環境でデータベースをエクスポートする手順を説明します。

重要
Tuning Managerとリモート接続している場合は,Tuning Managerサーバがインストールされているマシンで,Tuning Managerをいったん停止しておく必要があります。
データベースのエクスポートが完了したあと,Tuning Managerを再開させてください。
Tuning Managerを停止および起動する方法については,インストールされているTuning Managerに対応するバージョンのマニュアルを参照してください。

  1. クラスタ管理アプリケーションで,Compute Systems Managerのクラスタ運用を一時停止します。
  2. Hitachi Command Suite製品を起動します。
    Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールフォルダ\bin\hcmdssrv /start
  3. 実行系ノードでhcmdsdbtransコマンドを実行してデータベースをエクスポートします。
    Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールフォルダ\bin\hcmdsdbtrans /export /workpath 作業用フォルダ /file アーカイブファイル

    workpath
    データベース情報を一時的に配置するための作業用フォルダを,絶対パスで指定します。
    ローカルディスクのフォルダを指定してください。
    workpathオプションに指定するフォルダの下には,ファイルおよびサブフォルダがないことを確認してください。

    file
    出力されるアーカイブファイルの名称を絶対パスで指定します。
  4. アーカイブファイルを移行先サーバに転送します。
    アーカイブファイルを作成できなかった場合(データベースの全体容量が2GBを超えていると失敗します),workpathオプションで指定したフォルダに格納されているファイルをすべて転送してください。このとき,workpathオプションで指定したフォルダの下のファイル構成は変更しないでください。
  5. Hitachi Command Suite製品を停止します。
    Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールフォルダ\bin\hcmdssrv /stop
  6. クラスタ管理アプリケーションで,Compute Systems Managerのクラスタ運用を再開します。

関連項目

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