5.3 繰り返しを定義する
データウィンドウから貼り付けた1レコード分のデータ,罫線,網掛けなどを選択し,繰り返しを定義することで表を作成します。この操作によって,帳票ファイル上の貼付域(余白を除いた部分)すべてに選択したデータが繰り返されて表が作成されます。
繰り返しの元となるアイテムを実アイテム,繰り返し定義で表示されるアイテムを仮想アイテムといいます。
実アイテムの設定は,仮想アイテムに反映されます。仮想アイテムは,編集モードでは灰色で表示されますが,レイアウトモードで表示すると実アイテムと同じ設定で表示されます。
固定形式の帳票の場合は,データ(レコード)だけを繰り返しの対象とします。可変形式の帳票の場合は,データ(レコード)だけでなく,罫線,網掛けなども繰り返しの対象とします。文字アイテム(固定文字列)に繰り返し定義を指定した場合は,同じ文字列が繰り返されます。
部品は,繰り返しの対象にはできません。選択したアイテムに部品が含まれていた場合は,繰り返し定義はできません。