1.2 機器をオフラインで管理する
JP1/IT Desktop Management 2のオフライン管理機能を利用すると、管理用サーバに接続していないコンピュータを、オンライン管理のコンピュータと同様に管理できます。
なお、この機能は、Citrix XenApp、Microsoft RDSサーバではサポートしていません。
機器をオフラインで管理する流れを次に示します。
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エージェントを導入する
JP1/IT Desktop Management 2でコンピュータをオフライン管理するために、オフライン管理用のエージェント設定を作成します。そのあと、インストールセットを作成し、外部記憶媒体を利用してコンピュータにインストールします。
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機器情報を取得する
機器情報を取得するために、エージェントを導入したコンピュータから、機器情報を収集します。そのあと、収集した機器情報を管理用サーバに通知します。機器情報を取得する方法には、次の2種類があります。
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外部記憶媒体を利用して取得する方法
スタンドアロンのコンピュータの機器情報を取得する場合や、オフライン管理のコンピュータの台数が少ない場合に有効な方法です。
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ログオンスクリプトを利用して取得する方法
拠点内のネットワークに接続しているコンピュータの機器情報を取得する場合や、オフライン管理のコンピュータの台数が多い場合に有効な方法です。
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エージェントを導入するための外部記憶媒体と、機器情報を取得するための外部記憶媒体をそれぞれ用意しておくことで、エージェントを導入したあとに、続けて機器情報を取得できます。
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