7.1.10 [接続定義]画面
[接続定義]画面では,接続定義の詳細表示および編集ができます。
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[接続定義]画面の表示項目と入力値制限を次に示します。
- 定義名
-
接続定義情報の定義名を入力します。「/定義名」の形式で保存されます。編集時には変更できません。
- 説明
-
接続定義情報の説明を入力します
- JP1資源グループ
-
接続定義情報のJP1資源グループを入力します。
- [アウトライン]タブ
-
右側の定義エリアの各項目について,ツリー形式でアウトラインを表示します。アウトラインの各項目をクリックすると,右側の定義エリアの各項目にジャンプします。
- 注意事項
-
右側の定義エリアで隠れている項目をクリックした場合,その項目には移動できません。あらかじめ右側の定義エリアで隠れている項目を開いておいてください。
- [変数情報]タブ
-
右側の定義エリアの各項目で定義した変数情報,およびシステムが予約しているデフォルトで利用可能な変数情報を表示します。
- [エクスポート]ボタン
-
クリックすると表示中の接続情報を接続定義ファイル(slcondefExport.txt)として出力します。出力先はWebブラウザーで設定されているダウンロードフォルダです。
接続定義ファイルの詳細は,「付録F.1 接続定義ファイル」を参照してください。
- メモ
-
接続定義の入力中でも,接続定義ファイルのエクスポートができます。
- [インポート]ボタン
-
クリックすると画面に反映する接続定義ファイルを選択する「開く」ダイアログが表示されます。接続定義ファイルを選択すると,[接続定義]画面に反映されます。
インポートできる接続定義ファイルの形式の詳細については,「付録F.1 接続定義ファイル」を参照してください。
- メモ
-
接続定義の入力中でも,接続定義ファイルのインポートができます。
- [登録]ボタン
-
クリックすると[接続定義]画面に入力した内容で接続情報をJP1/AJS3 for Cloud Service Applicationsに登録します。登録が正常に完了すると,[ホーム]画面に移動します。
エラーが発生した場合,エラーのある項目が強調されます。
- [戻る]ボタン
-
何もせず[ホーム]画面に移動します。
項番
表示項目
入力形式
入力値制限
指定要否
仮定値
1
定義名
テキストボックス
1〜30バイトの文字列。
半角英数字,-(ハイフン)および_(アンダーバー)が使用できます。
必須
なし
2
説明
テキストボックス
243バイト以内の文字列。
任意
なし
3
JP1資源グループ
テキストボックス
63バイト以内の文字列。
半角英数字および_(アンダーバー)が使用できます。
任意
JP1_CSA
(1) 共通環境変数設定
[接続定義]画面の[共通環境変数設定]について説明します。
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[共通環境変数設定]の表示項目と入力値制限を次に示します。
(a) コマンド実行時の共通環境変数
- 実行時の環境変数
-
接続定義,実行定義,および監視定義のコマンドライン実行時に共通で使用する環境変数を「環境変数名=環境変数の値」の形式で入力します。複数指定する場合は改行して入力してください。
本項目で設定した環境変数より,各定義のコマンドラインの[実行時の環境変数]で設定した環境変数を優先します。
項番
表示項目
入力形式
入力値制限
指定要否
仮定値
1
実行時の環境変数
テキストボックス
20,479バイト以内の文字列。
改行は上記の文字列としてカウントされません。
タブ文字の指定もできます。
なお,入力時には27,304文字まで入力できます。
変数の指定ができる入力項目です。
任意
なし
(2) パラメーター変数設定
[接続定義]画面の[パラメーター変数設定]について説明します。
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[パラメーター変数設定]の表示項目を次に示します。
- 実行先ホストの環境変数
-
追加した変数と環境変数名のリストを表示します。
- [追加]ボタン
-
クリックすると[変数の設定]ダイアログを開きます。最大32個まで追加できます。ダイアログの詳細は,「7.1.10(5) [変数の設定]ダイアログ」を参照してください。
- [削除]ボタン
-
選択した行の変数を削除します。
- [編集]ボタン
-
選択した行の[変数の設定]ダイアログを表示します。ダイアログの詳細は,「7.1.10(5) [変数の設定]ダイアログ」を参照してください。
- [↑]ボタン
-
選択した行の変数を1行上に移動します。
- [↓]ボタン
-
選択した行の変数を1行下に移動します。
(3) 接続処理
[接続定義]画面の[接続処理]について説明します。
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サービスとの接続処理を実行するコマンドラインを指定して接続処理の設定をする場合,[する]を選択して次の項目を設定します。[しない]を選択した場合,次の項目は表示されません。
[接続処理]の表示項目と入力値制限を次に示します。
(a) 実行コマンド設定
- コマンドライン
-
実行するコマンドラインを入力します。
なお,本項目で入力したコマンドラインは次のタイミングで実行されます。
- サービス連携ジョブの場合
-
実行定義の[実行開始処理]前
- サービス連携監視ジョブの場合
-
監視定義の[監視処理]で指定する情報取得コマンドの実行前(監視間隔ごとに実行されます)
- 実行時の環境変数
-
コマンドライン実行時に使用する環境変数を「環境変数名=環境変数の値」の形式で入力します。複数指定する場合は改行して入力してください。
- [標準出力の格納]−[格納先変数名]
-
標準出力内容を格納して引き継ぐ情報を設定する変数名を「?CSACxxxx?」形式で,「xxxx」部分を入力します。
項番
表示項目
入力形式
入力値制限
指定要否
仮定値
1
コマンドライン
テキストボックス
1,023バイト以内の文字列。
タブ文字の指定もできます。
変数の指定ができる入力項目です。
なお,エスケープが必要な箇所には「@CSA(エスケープ対象文字)ASC@」と指定してください。詳細は「4.3.3 クラウドサービス連携情報のコマンドラインのエスケープ」を参照してください。
必須
なし
2
実行時の環境変数
テキストボックス
20,479バイト以内の文字列。
改行は上記の文字列としてカウントされません。
タブ文字の指定もできます。
なお,入力時には27,304文字まで入力できます。
変数の指定ができる入力項目です。
任意
なし
3
格納先変数名
テキストボックス
58バイト以内の文字列。
A〜Z(大文字の英字)および0〜9(アラビア数字)が使用できます。
任意
なし
(b) 実行結果の判定(実行定義)
- [戻り値の判定]−[コマンド終了判定]
-
実行定義側で実行される接続コマンド終了時の動作を,次のどちらかから選択します。
-
終了判定による判定
戻り値によって実行結果の正常・異常を判定します。
-
常に正常
戻り値の値に限らず,実行結果を常に正常と判定します。この項目を選択した場合は[異常終了条件]と[異常時の設定]が非表示となります。
-
- 異常終了条件
-
実行コマンドの戻り値の異常終了条件を入力します。
- 異常時の設定
-
異常終了条件を満たした時の動作を設定します。
- ジョブの戻り値
-
サービス連携ジョブの戻り値を入力します。
項番
表示項目
入力形式
入力値制限
指定要否
仮定値
1
異常終了条件の条件
リストボックス
以下から選択します。
等しい(=),等しくない(!=),小なり(<),大なり(>),以下(<=),以上(>=)。
必須
なし
2
異常終了条件の値
テキストボックス
0〜2,147,483,647の数値。
必須
なし
3
ジョブの戻り値
テキストボックス
1〜50の数値。
必須
なし
(c) 実行結果の判定(監視定義)
- [戻り値の判定]−[コマンド終了判定]
-
監視定義側で実行される接続コマンド終了時の動作を,次のどちらかから選択します。
-
終了判定による判定
戻り値によって実行結果の正常・異常を判定します。
-
常に正常
戻り値の値に限らず,実行結果を常に正常と判定します。この項目を選択した場合は[異常終了条件]と[異常時の設定]が非表示となります。
-
- 異常終了条件
-
実行コマンドの戻り値の異常終了条件を入力します。
- 異常時の設定
-
異常終了条件を満たした時の動作を設定します。
- ジョブの戻り値
-
サービス連携監視ジョブの戻り値を入力します。
- 実行結果詳細出力設定
-
サービス連携監視ジョブ異常終了時に実行結果詳細に出力する内容を選択します。
-
実行したコマンドラインを出力する
実行結果詳細に実行コマンドを出力する場合に選択します。
-
標準出力内容を出力する
実行結果詳細に実行したコマンドの標準出力を出力する場合に選択します。
-
標準エラー出力内容を出力する
実行結果詳細に実行したコマンドの標準エラー出力を出力する場合に選択します。
項番
表示項目
入力形式
入力値制限
指定要否
仮定値
1
異常終了条件の条件
リストボックス
以下から選択します。
等しい(=),等しくない(!=),小なり(<),大なり(>),以下(<=),以上(>=)。
必須
なし
2
異常終了条件の値
テキストボックス
0〜2,147,483,647の数値。
必須
なし
3
ジョブの戻り値
テキストボックス
101〜150の数値。
必須
なし
-
(d) トレース情報設定(実行定義)
- ログ出力設定
-
サービス連携ジョブログファイルへの出力について設定します。サービス連携ジョブログの詳細は,「9.2.6 サービス連携ジョブログ」を参照してください。
- 実行したコマンドラインを出力する
-
ログに実行したコマンドラインを出力するか選択します。
- 標準出力内容を出力する
-
ログに実行したコマンドの標準出力を出力するか選択します。
- 標準エラー出力内容を出力する
-
ログに実行したコマンドの標準エラー出力を出力するか選択します。
- 標準エラー出力設定
-
標準エラー出力への出力について設定します。
- 実行したコマンドラインを出力する
-
標準エラー出力に実行したコマンドラインを出力するか選択します。
- 標準出力内容を出力する
-
標準エラー出力に実行したコマンドの標準出力を出力するか選択します。
- 標準エラー出力内容を出力する
-
標準エラー出力に実行したコマンドの標準エラー出力を出力するか選択します。
(e) トレース情報設定(監視定義)
- ログ出力設定
-
監視間隔ごとにサービス連携監視ジョブのログファイルへの出力について設定します。出力対象のサービス連携監視ジョブログは,サービス連携監視ジョブの種別により異なります。各ログの詳細は,「9.2.7 サービス連携監視ジョブログ」を参照してください。
- 実行したコマンドラインを出力する
-
ログに実行したコマンドラインを出力するか選択します。
- 標準出力内容を出力する
-
ログに実行したコマンドの標準出力を出力するか選択します。
- 標準エラー出力内容を出力する
-
ログに実行したコマンドの標準エラー出力を出力するか選択します。
(4) 接続終了処理
[接続定義]画面の[接続終了処理]について説明します。
|
サービスとの接続切断処理を実行するコマンドラインを指定して接続終了処理の設定をする場合,[する]を選択して次の項目を設定します。[しない]を選択した場合,次の項目は表示されません。
[接続終了処理]の表示項目と入力値制限を次に示します。
(a) 実行コマンド設定
- コマンドライン
-
実行するコマンドラインを入力します。
なお,本項目で入力したコマンドラインは次のタイミングで実行されます。
- サービス連携ジョブの場合
-
実行定義のすべての処理が終了した後
- サービス連携監視ジョブの場合
-
監視定義の[監視処理]で指定する情報取得コマンドの実行後(監視間隔ごとに実行されます)
- 実行時の環境変数
-
コマンドライン実行時に使用する環境変数を「環境変数名=環境変数の値」の形式で入力します。複数指定する場合は改行して入力してください。
項番
表示項目
入力形式
入力値制限
指定要否
仮定値
1
コマンドライン
テキストボックス
1,023バイト以内の文字列。
タブ文字の指定もできます。
変数の指定ができる入力項目です。
なお,エスケープが必要な箇所には「@CSA(エスケープ対象文字)ASC@」と指定してください。詳細は「4.3.3 クラウドサービス連携情報のコマンドラインのエスケープ」を参照してください。
必須
なし
2
実行時の環境変数
テキストボックス
20,479バイト以内の文字列。
改行は上記の文字列としてカウントされません。
タブ文字の指定もできます。
なお,入力時には27,304文字まで入力できます。
変数の指定ができる入力項目です。
任意
なし
(b) 実行結果の判定(実行定義)
- [戻り値の判定]−[コマンド終了判定]
-
実行定義側で実行される接続終了コマンド終了時の動作を,次のどちらかから選択します。
-
終了判定による判定
戻り値によって実行結果の正常・異常を判定します。
-
常に正常
戻り値の値に限らず,実行結果を常に正常と判定します。この項目を選択した場合は[異常終了条件]と[異常時の設定]が非表示となります。
-
- 異常終了条件
-
戻り値の異常終了条件を入力します。
- 異常時の設定
-
異常終了条件を満たした時の動作を設定します。
- ジョブの戻り値
-
サービス連携ジョブの戻り値を入力します。
項番
表示項目
入力形式
入力値制限
指定要否
仮定値
1
異常終了条件の条件
リストボックス
以下から選択します。
等しい(=),等しくない(!=),小なり(<),大なり(>),以下(<=),以上(>=)。
必須
なし
2
異常終了条件の値
テキストボックス
0〜2,147,483,647の数値。
必須
なし
3
ジョブの戻り値
テキストボックス
1〜50の数値。
必須
なし
(c) 実行結果の判定(監視定義)
- [戻り値の判定]−[コマンド終了判定]
-
監視定義側で実行される接続終了コマンド終了時の動作を,次のどちらかから選択します。
-
終了判定による判定
戻り値によって実行結果の正常・異常を判定します。
-
常に正常
戻り値の値に限らず,実行結果を常に正常と判定します。この項目を選択した場合は[異常終了条件]と[異常時の設定]が非表示となります。
-
- 異常終了条件
-
戻り値の異常終了条件を入力します。
- 異常時の設定
-
異常終了条件を満たした時の動作を設定します。
- ジョブの戻り値
-
サービス連携監視ジョブの戻り値を入力します。
- 実行結果詳細出力設定
-
サービス連携監視ジョブ異常終了時に実行結果詳細に出力する内容を選択します。
-
実行したコマンドラインを出力する
実行結果詳細に実行コマンドを出力する場合に選択します。
-
標準出力内容を出力する
実行結果詳細に実行したコマンドの標準出力を出力する場合に選択します。
-
標準エラー出力内容を出力する
実行結果詳細に実行したコマンドの標準エラー出力を出力する場合に選択します。
項番
表示項目
入力形式
入力値制限
指定要否
仮定値
1
異常終了条件の条件
リストボックス
以下から選択します。
等しい(=),等しくない(!=),小なり(<),大なり(>),以下(<=),以上(>=)。
必須
なし
2
異常終了条件の値
テキストボックス
0〜2,147,483,647の数値。
必須
なし
3
ジョブの戻り値
テキストボックス
101〜150の数値。
必須
なし
-
(d) トレース情報設定(実行定義)
- ログ出力設定
-
サービス連携ジョブログファイルへの出力について設定します。サービス連携ジョブログの詳細は,「9.2.6 サービス連携ジョブログ」を参照してください。
- 実行したコマンドラインを出力する
-
ログに実行したコマンドラインを出力するか選択します。
- 標準出力内容を出力する
-
ログに実行したコマンドの標準出力を出力するか選択します。
- 標準エラー出力内容を出力する
-
ログに実行したコマンドの標準エラー出力を出力するか選択します。
- 標準エラー出力設定
-
標準エラー出力への出力について設定します。
- 実行したコマンドラインを出力する
-
標準エラー出力に実行したコマンドラインを出力するか選択します。
- 標準出力内容を出力する
-
標準エラー出力に実行したコマンドの標準出力を出力するか選択します。
- 標準エラー出力内容を出力する
-
標準エラー出力に実行したコマンドの標準エラー出力を出力するか選択します。
(e) トレース情報設定(監視定義)
- ログ出力設定
-
監視間隔ごとにサービス連携監視ジョブのログファイルへの出力について設定します。出力対象のサービス連携監視ジョブログは,サービス連携監視ジョブの種別により異なります。各ログの詳細は,「9.2.7 サービス連携監視ジョブログ」を参照してください。
- 実行したコマンドラインを出力する
-
ログに実行したコマンドラインを出力するか選択します。
- 標準出力内容を出力する
-
ログに実行したコマンドの標準出力を出力するか選択します。
- 標準エラー出力内容を出力する
-
ログに実行したコマンドの標準エラー出力を出力するか選択します。
(5) [変数の設定]ダイアログ
[変数の設定]ダイアログは,[実行先ホストの環境変数]で[追加]ボタンを押して新規追加したり,[編集]ボタンを押して既存の変数を編集したりする場合に表示されるダイアログです。
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[変数設定]ダイアログの表示項目と入力値制限を次に示します。
- 変数名
-
サービス連携ジョブの実行先ホスト上に設定された環境変数の値を格納して引き継ぐ情報を設定する変数名を「?CSACxxxx?」形式で,「xxxx」部分を入力します。
- 環境変数名
-
変数に格納する対象の環境変数名を入力します。
- [OK]ボタン
-
クリックすると入力した内容で変数を登録します。
- [キャンセル]ボタン
-
何もせず[変数の設定]ダイアログを閉じます。
項番
表示項目
入力形式
入力値制限
指定要否
仮定値
1
変数名
テキストボックス
58バイト以内の文字列。
A〜Z(大文字の英字)および0〜9(アラビア数字)が使用できます。
必須
なし
2
環境変数名
テキストボックス
64バイト以内の文字列。
必須
なし