10.1.4 イベントサービスの動作環境を変更する
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イベントサーバ設定ファイル(conf),またはAPI設定ファイル(api)を編集する。
イベントサーバ設定ファイル(conf),またはAPI設定ファイル(api)を編集します。
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イベントサーバインデックスファイル(index)を編集する。
イベントサービスを停止してからイベントサーバインデックスファイル(index)を編集します。
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各設定ファイルの変更内容を有効にする。
イベントサービスを再起動すると,変更内容が有効になります。
- Windowsの場合
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[コントロールパネル]の[サービス]ダイアログボックスで,「JP1/Base Event」の名称のサービスを終了したあと,再起動してください。
- UNIXの場合
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jevstopコマンドでイベントサービスを終了したあと,jevstartコマンドで再起動してください。
- 〈この項の構成〉
(1) 上書きインストールした場合の注意事項
09-00では,イベントサーバ設定ファイル(conf)のoptionsパラメーターにsave-repフラグが追加されました。このフラグを設定すると,イベントDBの重複防止テーブルをファイル上に保持します。設定しない場合は,重複防止テーブルをメモリー上に保持します。そのため,イベントサーバの再起動時に,重複防止テーブルが破棄されたあとで再構築され,他ホストから転送されたJP1イベントの受信に時間が掛かります。他ホストから転送されたJP1イベントを受信するイベントサーバでは,save-repフラグを設定することを推奨します。
なお,08-50以前のバージョンから上書きインストールした場合は,このフラグが設定されていないため,次の手順で重複防止テーブルをファイル上に構築してください。
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イベントサーバ設定ファイルのoptionsパラメーターにsave-repフラグを追加する。
イベントサーバ設定ファイルについては,「16. 定義ファイル」の「イベントサーバ設定ファイル」を参照してください。
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jevdbmkrepコマンドを実行する。
jevdbmkrepコマンドについては,「15. コマンド」の「jevdbmkrep」を参照してください。
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イベントサーバを起動する。